いつも不思議なことに出会う仲良し三人組のけん、ひろし、くみは、どんぐり拾いに行くことにしました。
ざわざわ森で、大きくて丸いつやつやのどんぐりを拾おうと手をのばしたとたん、どんぐりはころころところがりだし、森の奥まで追いかけていくと、どこからか「どんぐりまつりがはじまるよ。」と声が聞こえてきました。
いつの間にか3人は小さくなっていて、手や足が生えた可愛いどんぐりたちとお祭りを一緒に楽しむことに。
どんぐりの楽隊にバレリーナ、どんぐりサーカスに、どんぐりロック。
楽しいお祭りに子りすたちも飛び入り参加!!
たくさんのどんぐりの子どもたちの表情や動きが可愛らしく、どんぐりの子どもたちもわんぱくだんの3人もとっても楽しそうです。
やがて木枯らしが吹いて、祭りは跡形もなく消えてしまいます。
「どんぐりまつり」は、子どもであるどんぐりが、大きな木になる前の最後の祭りだったのです。
くぬぎの木から話を聞いた3人は・・・
けんが去年拾ってきて忘れていたどんぐりは目を覚ますかなぁ?