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ディズニープリンセス じぶんもまわりもしあわせにする おやくそくブック

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悲しい本」 みんなの声

悲しい本 作:マイケル・ローゼン
絵:クェンティン・ブレイク
訳:谷川 俊太郎
出版社:あかね書房 あかね書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2004年12月
ISBN:9784251009418
評価スコア 4.47
評価ランキング 10,748
みんなの声 総数 35
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35件見つかりました

  • それぞれの読み方

    最初から最後まで、悲しいお話で暗い気持になってしまいました。私はまだ両親や子供が元気なので、ここまでの悲しみはわからないです。でもいつか私もこの悲しみに出会う日がくると考えると、苦しくなりました

    こんなに悲しんでいる人に「早く元気になって」などと、はげますこともできそうにありません。自分一人で乗り越えるしかないのですね。
    この絵本は、読む人のその時の精神状態によって感想が違うのだろうなと思いました。

    投稿日:2007/12/17

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  • 悲しい絵本でした。

     子どもを失う事は、親にとって本当に心が引き裂かれるような悲しい出来事ですが、その悲しみの気持ちが読んでいてひしひしと伝わってきます。

     相手に自分の悲しい気持ちを知られると嫌われるかもしれないっていう最初の所が、そうなんだよね。強がっていると後でどっと疲れたり、もっとな悲しくなったりするよねと、とても共感できたし、大人のための絵本だと思いました。

    投稿日:2007/11/08

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  • 想像するとたまらなくなる悲しみ…の本。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子13歳、男の子9歳

    最初のページに描かれている主人公「私」の表情は
    どこかおどけているようにも見えますが…
    これは 見せかけの笑顔で
    本当の「私」の表情は ページをめくったそこにありました。
    最初から最後まで
    逃れられない悲しみと向き合い続けるしかない
    「私」の暮らしぶりが綴られています。
    どこにいても 何をしていても
    突然「私」に襲いかかってくる悲しみが
    とても痛々しく感じられます。
    最愛の人を失った悲しみは これほど深いのか…と思うと
    たまらなくなり涙が出そうにもなりました。
    最後の場面の「私」は
    ろうそくの灯火を見ながら 何を感じているのでしょうか。
    心の中に ぽっかり穴が開いてしまったような
    虚しい気持ちで 炎をただ見つめている…
    それだけのようにも感じ
    悲しみは まだまだ「私」を支配し続けるだろう
    という予感が残る終わり方でした。
    時間が経過しても癒されない悲しみもあるのかもしれない…
    と想像させられたりもしました。

    投稿日:2007/10/01

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  • 悲しみについて考える大人の絵本

    谷川俊太郎さんの訳なので興味を持って図書館で借りました。
    「からだじゅうが悲しい」
    と言う表現、本当に悲しみを表現しているなあと思います。
    大事な人がいなくなった時、大事なものが消えた時…悲しみはからだじゅうをきしきしと言わせるものです。
    大人の絵本ですね。

    投稿日:2007/07/03

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  • 人の感情

    • 佐輝さん
    • 20代
    • その他の方
    • 広島県

    【悲しみ】は誰にでも訪れる感情ですよね。
    ほかの誰のものでもない悲しみ。。。それは自分自身で受けとめていくしかない事象だと思います。

    悲しみの感情の大きさは時どきで違いますが、この絵本の主人公の悲しみは「命」に関わる悲しみ・・・。
    とても深すぎる悲しみです。。。

    けれど人間は、【悲しみ】を感じ【悲しみ】に打ちひしがれるからこそ、【幸せ】を【幸せ】だと感じることが出来るのだと思います。
    それが人生であり、人である証なんですよね。

    悲しみに溺れてしまいそうな時、この本を開き、そしてとことん悲しみ、また前を向いて歩き出していきたいものです。

    投稿日:2007/05/27

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  • 悲しみを共感してくれる本

    悲しいとき、静かに悲しむ時間を持つこともきっと大切。そんな時助けになる本。
    いわさきちひろの彩色のようなろうそくのほの暗い灯りに照らされて、無言で悲しみを書き出している男性がとても悲しい。

    投稿日:2007/04/09

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  • 今 大人にすすめる絵本

    • KANAさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子9歳、男の子6歳、男の子3歳

    ずいぶん前の新聞記事にノンフィクション作家・柳田邦男さんと
    詩人・谷川俊太郎さんとの対談
    「心の豊かさを耕すために〜今,大人にすすめる絵本〜」
    にていろいろな絵本が紹介されていました。

    その中で紹介されていて気になっていた絵本がこの絵本です。
    絵本には夢があり 笑いや楽しさもいっぱいですが
    このダイレクトな題名で
    絵本に対するそのような既成概念を取り払った1冊となりました。
    人間の悲しみについて書かれていますが
    人の心について 考えさせられた絵本です。
    小学生位から 読んでいくといいなあと思います。

    投稿日:2007/02/03

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  • 悲しみを越えて

    まずこれは、子ども向けの絵本ではないと思います。
    なのでこのサイトの趣旨からは、ずれてしまうかもしれません。

    主人公は深い深い悲しみに沈み、
    前を向くことがどうしてもできないでいる人です。
    大切な人を失くしてしまったからです。

    私は彼のように、まだごく身近な大切な人をなくした経験がありませんが、
    この本を読めば伝わってくるものがあります。
    彼がどれだけその人を愛していたか。
    その人の成長がどれだけ嬉しかったか。
    共に過ごす生活がどれだけ楽しかったか。
    そんな存在を失うことの悲しみが、どれほどのものなのか。

    読み手にそれが伝わると共に、彼も思い出し、気付いていくのです。
    愛していたから得た、幸せな幸せな日々のことを。

    そしてほんの少しだけ、
    彼の心は前に進むことになります。


    深い悲しみをここまで表現した絵本は他にないのではないでしょうか。

    悲しみのない人生などありません。
    私はまだまだ若いですが、悲しみを重ねていくたびに、
    この本は違った意味を見せてくれるのだと思います。

    ほんとうに、すばらしい本です。

    子どもにはきっと難しいと思うのですが、
    もしかしたら何かひっかかるものがあるかも分かりません。
    お母さん方にぜひ、手にとっていただきたい絵本です。

    投稿日:2007/01/18

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  • 絵に魅かれて

    • 千日紅さん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子4歳、女の子0歳

    テレビで紹介しているのを見たことがあり、ずっと気になっていました。

    絵本ナビでとりあげられているのを見て、「この本、知ってる、読みたかった!」と、即探しました。

    本当に、切ないです。
    愛情が、ひしひしと伝わってきます。

    死んでしまった息子、エディが出てくるところは、子を思う親としてはわかりすぎる感情で、楽しかった思い出がめぐるさまに、涙がにじんできます。

    いじらしい、切ない。
    いとおしい。

    誕生と死。ろうそくの炎。

    思うところが、多い本です。

    投稿日:2006/11/10

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  • 悲しみについての本

    • コルクさん
    • 20代
    • その他の方
    • 埼玉県

    題名から「悲しい」って言っちゃてますね。
    「この本を読むと悲しくなる」と言う意味ではなく、「悲しみについての本」です。
    「悲しい」という感情について考えることってないし、ましてここまで深く向き合う本は、なかなかないと思います。
    これは悲しみと生きた男の本です。

    「私の悲しみだから。ほかの誰のものでもないのだから。」
    という文があります。
    この感情は自分自身のものだから、ほかの誰にも分からない。
    だから独りで考える。戦うんだ。
    でもぬくもりや温かさが欲しくなるときもある。
    人が明り(この本ではロウソクですね)を点けるのは、悲しみを和らげるものを求めているからかもしれませんね。

    悲しいという感情は、とても人間らしく、自分が生きていると思える大切なものだと思います。
    それはとても苦しく、痛くて痛くてたまらないものですが・・・
    でも悲しみを知らなきゃ、喜びだって感じることは出来ません。
    悲しみを知っている人間は、人に優しくすることができる人です。
    月並みな言い方ですが、そんなことを考えさせられた作品でした。

    哲学的で、難しい絵本です。
    大人向けの絵本と言い切ってもいいと思います。
    訳は谷川俊太郎さんで、流れるような言葉を書かれていますが、この本では強烈な言葉を投げかけているような気がします。
    その分、心に響く名訳でした。

    投稿日:2006/08/02

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