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どんなにきみがすきだかあててごらん

どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)

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さくら子のたんじょう日」 みんなの声

さくら子のたんじょう日 作:宮川 ひろ
絵:こみねゆら
出版社:童心社 童心社の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2004年10月20日
ISBN:9784494009480
評価スコア 4.73
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みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • こみねさんの絵!!
    そして、宮川さんの文章!!
    これは、“今”読まないと!!

    楽しい話・・・
    だって「誕生日」のはなしだもの
    と、思い込んで読んだ私

    『みごもり栗』

    初めて聞く言葉です
    人為的に行う接ぎ木(つぎき)とは違うのです
    自然に出来た
    自然のすごいところ

    そんな木を大切にしている人達
    お母さん

    名前もそこから・・・

    小学2年生から6年生になった
    さくら子

    いろんなことに気付いています
    「成長」ということばだけで
    すまないような
    身体だけでなく
    精神的な成長ですね

    目には見えないけれど
    ものすごい成長なのは

    自然の力と同じなのでしょうか

    子どもの時読んだら
    どんな風に感じたのでしょう

    親になり、娘は居ないけど
    子育てのこと、自分の幼い頃のこと
    いろいろ思い出して
    なんか涙が出て止まりませんでした

    多感な時期に
    女の子に読んでほしいかな

    もちろん、女性一般の方々にも、是非

    投稿日:2013/03/16

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  • 名前の由来。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    なかなか暖かくならなくて、桜の花が咲きませんでしたが、
    ようやくここにきて、一気に桜の花が満開になりました。
    あいにく、今日は雨ですが・・・

    さくら子が、自分の名前の由来に関心を持ったのは、
    2年生の夏でした。
    桜の木が出てくる話なのに・・・夏?
    不思議に思って読み進めていきました。
    8月の末、さくら子は、名前をもらった山の桜の木に会いに行きました。
    驚きました。
    もともと栗の木でした。
    大きな台風がやってきて、頭が折られ、
    そこからさくらの芽が出てきて大きくなった『みごも栗』という木でした。
    ですから、赤ちゃんがほしい人がこの栗の木にあやかりに来るというのです。
    なんて、不思議で神秘的なことでしょう。
    生命の素晴らしさを感じました。

    そして、6年生になったさくら子は、
    もっと深い事情を知ることになります。
    涙が止まりませんでした。
    栗の木の「みごも栗」と、かあさんの「みごも栗」。
    いろんな深い意味がこもっていました。

    ここに登場する母と娘の関係は、なんて素敵なんでしょう。
    子どもの成長を願う母親の愛情が、痛いほど胸に突き刺さりました。
    その母を気遣う娘。涙です。
    読み終わった後、こんな私でも自分の娘が愛おしくなりました。


    こういうお話には、こみねゆらさんの絵がぴったりきますね。
    私の好きな絵本リストの中に入りました。

    成長していく思春期のさくら子の気持ちも、丁寧に描かれているので、
    私としては、小学校高学年のこどもから大人の方にお勧めします。

    投稿日:2012/04/11

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  • みごも栗

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    ナビの感想を見てぜひ読みたいと思い、図書館で借りてきました
    「みごも栗」という栗のうろから芽を出した桜の木にお願いして、授かったと、名前の由来を尋ねた「さくら子」はお母さんから聞いいたのが小学校2年生のとき・・・・
    それから時がたち小学校6年生になったさくら子は、おばさんのお墓参りであることに気づきます
    血のつながりの愛おしさや、親子の愛情の計り知れない深さを感じるお話です
    思春期の女の子の複雑な感情もあるのでしょうが、実に前向きにとらえるさくら子の姿そのものが「みごも栗」を髣髴させるようです
    ラストのさくら子の心情を理解できるのは、やはり小学校高学年くらいになるのでしょうか・・・
    大人にもお勧めですね

    投稿日:2012/04/05

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  • 自分の名前を考える

    「自分の名前はどうしてつけられたの?」
    息子の小学校時代、そんな宿題がありました。
    名前には親の思いがこもっています。
    そして、その名前を子どもに受け止めてほしいのです。

    さくら子の名前の由来は、悲しい現実に結びついていました。
    栗の洞に育った桜。
    その桜の由来と、もう一つの事実。
    言葉少なに語られるお話から、じわじわとさくら子の生い立ちが浮かび上がってきます。
    そして、さくら子はその事実を、しっかりと受け止めました。
    本当の親と育ての親。
    さくら子ならば、どちらも大切に育って行けそうです。

    こみねゆらさんの清楚な絵が、この話をしみじみと絵に溶け込ませていて、読後が爽やかでした。

    投稿日:2012/04/03

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  • 感動

    こみねゆらさんの作品だったのでこの絵本を選びました。表紙の桜の描き方がとても優雅で美しいのでうっとりしました。今の季節にぴったりの内容で嬉しくなりました。自分の名前にエピソードがあるのはとてもロマンチックだと思いました。人の愛の深さに感動しました。家族って素晴らしい!と感じられる絵本でした。

    投稿日:2010/03/23

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  • 桜の木の秘密

    • おしんさん
    • 40代
    • ママ
    • 鹿児島県
    • 男の子23歳、女の子21歳、男の子18歳

    山の桜の木から名前をもらったさくら子。
    その木までは、山あいの小さな駅から行きます。不思議な木で、もともとは栗の木でした。嵐で折れたその木から、桜の芽が出てきたのです。栗の木が身ごもって、桜という赤ちゃんが生まれました。そして名づけられた名前が『みごも栗』
    さくら子のおばさんが亡くなった日が、さくら子の誕生日。

    そのことを考えているうち、まさか、こんなことがあるとは、思いもよりませんでした。そして、その事実に気づいた時、涙がこみ上げてきました。
    まだ小学生のさくら子の気持ち、また、その気持ちを気遣うおかあさんの想いを考えると、とても切なくなりました。
    絵は、油絵でしょうか。人物の描き方が、なんだか華奢、そして、優しく描かれた花と、とにかく、独特な雰囲気の世界が広がっていました。

    投稿日:2009/10/12

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  • 親の気持ち、子の気持ち

    表紙のやわらかい雰囲気が気になり、娘が持ってきた一冊です。

    穏やかな語り口調の文体に、優しい絵。
    どんなお話かなーと、私も娘も静かなお話の世界に入っていきました。
    前半は母が子どもを授かりたいと思っていた気持ちを淡々と語っています。
    母親ならだれでも共感できる場面ではないかと思います。
    後半になり、だんだんとシリアスな様相になってきます。
    そして、また淡々と、温かいラストが待っています。

    これはどちらかというと大人の、それも母親向けの絵本ではないかと思います。
    いろいろな人の立場にたつと、
    それがわかるだけに、ほろりとさせられる・・・。
    そんな一冊です。

    投稿日:2009/05/22

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  • タイトルが素敵で手に取った本・・・

    タイトルが素敵で手に取った1冊でした。
    なんて優しい色彩の絵なんだろう・・。
    と、迷わずページを開くと、それはさくら子という女の子とお母さん、そして名前をもらったという一本の木、周りの優しい人たちのストーリー。
    読み進めていくうちに、涙で何度も顔をあげてしまうほど。

    子の気持ち、親の気持ち、周りの人の気持ちすべてが優しく絡み合っている人間模様を、桜の木はずっと見守ってくれているような気がします。

    この絵本は、親になって今、出会ってよかったと思える1冊でした。

    投稿日:2009/03/13

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  • 涙、涙でした。

    娘のお誕生日が近いからと、何気なく借りた本だったのですが、もしかしたら私が今までで一番泣いてしまった本かもしれません。
    途中まで読んで、涙で読めなくなり、これ以上は無理だからと続きは自分で読んでもらったほどです。

    木の持つ意味、自分の生い立ち、それらをだんだんと理解しながらも、周りを気遣うさくら子と、さくら子の周りの全ての大人たちのさくら子への気持ち。
    これほどまでに登場人物全ての優しい感情が胸にひびいてくるとは・・。

    子どもが理解するには、高学年くらいがよいかもしれませんが、子を持つ母親としては、しみじみと読み入ってしまう本だと思います。

    投稿日:2006/02/24

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  • 親になって初めてわかること

    • えっこさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子12歳、女の子9歳、女の子5歳

    さくら子ちゃんを思いやる、父、母、生みの父、そしてタクシーの運転手さんの気持ちになってしまい、涙なしでは読めませんでした。

    また、なんとなく感じていることを、周りの大人の気持ちを考えて言えないでいるさくら子ちゃんも、けなげで、本当に良く育っている子だと感心しました。

    私がとことん感情移入して読んでいるのに、隣で聞いている娘はあっけらかんとしています。「面白かった。また、読んで」とは言うものの、あなたにはこの話は20年、いや30年早かった・・・と思ってしまいました。もっとも、さくら子ちゃんと同じ6年生になったら、彼女の気持ちはわかるかもしれません。

    また、読んであげるね。いえいえ、おおきくなったら自分で読んでね。

    投稿日:2005/05/18

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