五味太郎さんのさるシリーズの第3弾。
「さる・るるる」、「さる・うるる One More」とは、主人公も違っていて別ものになっています。
今回の主人公は、ママざるとそれにつきあわされるコざるで、オーディションを受けるという設定です。
何せ、「リハーサル」というのが笑えます。
前回までの単純な言葉遊びというよりも、そのストーリーを大いに楽しむという趣になっています。
特に、ママざるの思惑通りにならなくて、オーディションに落ちてしまうと、「ふてくさる」とかになるのですが、最後は手をつないで「さる・さる・さる」になっていて、とてもほのぼのさせてくれる作品です。
子供よりも大人の方が楽しめる作品かも知れません。