「ことばのべんきょう 4冊セット」 みんなの声

手書きのぬくもりがあって、表情豊かで、乗り物や道具や町並みのレトロ感。
絵の中にストーリーがあって、ユーモアのある作品。
文はほとんどないのですが、見ているだけで楽しくなります。
娘は赤ちゃんのこぐまちゃんがお気に入り、１には出てこないので２３４ばかり読まされます。
とくに４はいろんなお店をまわってビックリするくらいお買いものをするんです。
決して、日常のお買いものではないストーリーに突っ込みたくなるところがいっぱいです。
たくさんの物がずらーっっと並んでいるページばかりで、次女の為に購入しましたが、言葉を覚えた長女4歳児でも大人の私も楽しかったです。

娘が1歳半を過ぎた頃、物の名前を覚えられるような絵本を与えたいと思い、ロングセラーのこの絵本を購入しました。
ところが、娘に見せても全く興味を示さず。本棚に眠っている状態がしばらく続きました。
それが1歳１０ヶ月になると、突然興味を示し、それからは本当に、毎日毎日毎日、何度も何度も何度も見ています。2歳になった今も、寝る時には寝室にも持って行きます。
小さなサイズで、娘にもめくりやすいのもいいと思います。
思わず笑ってしまうような古めかしい言葉やユーモアあふれる絵に、大人も楽しめる絵本だと思います。

　男の子ふたりの我が家。台所でご飯の用意をしている時も、二人の会話や時には泣き声が聞こえてきていつもにぎやかだ。でも、そんなふたりの声が聞こえてこない時がある。あまりにも静かすぎて「あれれ、どこにいった？？」と、見に行くと、『ことばのべんきょう』を眺めている・・・。一歳半の弟までお兄ちゃんと一緒になって、真剣に眺めている。４冊セットなので、とりかえっこしながら仲良く見ている。読んであげたことももちろんあるけど、自分の好きなページで手が止まるのもよし・・・気になる絵をじっくりながめるのもよし・・・かわいいくまちゃんににんまりするもよし・・・　どれもこれも、君たちふたりにとっては立派な『ことばのべんきょう』だね！！

すばらしい絵本です。
私が子どもの頃持っていたので購入しました。
思った以上に娘は気に入り、びっくりしました。

「くまちゃんのごあいさつ」は挨拶を覚えるのにもってこいです！
娘は、お風呂をでた時に「おさきに　いいおゆでした」などと言えるようになりました。
叱られた時は「ごめんなさい　もうしません　ゆるしてください」と言うんです。（ここまで言われると笑ってしまいそうになるのですが・・・）

また、娘はこの本の中の、遠くの空に飛んでるヘリコプターなどの細かい描写がとても気になるようです。
帰省の新幹線の中では欠かせない絵本です。

ないよう全体的には古いです。なんて言ったって私が産まれる前からの絵本ですから。。。でも、何故かひきつけられるんです。これが、かこさとしワールドなのかな？？なあんて思っています。私のお母さんが懐かしいって言ってるので、この本はばあばに読んでもらうとイイのかもしれませんね。時代を超えて世代を超えて、いいものは続いていくんだということが分かる１冊です。

この絵本でたくさん言葉を覚えたという話を聞いたので購入したのですが、最初にこの絵本を見たときは、「どうやって読めばいいのー」と途方にくれました（笑）。
でも、単なる言葉の絵本ではなく、「くまちゃんのいちねん」以外は１冊でストーリーになっているので、コツをつかめば楽しんで読めるようになると思います。私の場合は、書いてある字を読むだけでなく、ストーリーを説明しながら読んでいます。

少々、内容もレトロなところがありますが、息子は
大好きです。１〜４まであります。ソフトカバーの
本なので病院の待ち時間、旅行や帰省のお供にも
おすすめです。
「ことば」が遅めな息子にいいかもと思って最初は
図書館で借りてきました。でもあんまり気に入った
様子でしたので購入しようか考えていたときに古本屋で
発見！　ラッキーでした。
読み聞かせというよりは流れはありますが、図鑑に
近いです。ひらがな好きの息子はしょっちゅうこの本で
自習しています（＾＾ゞ

私が、子供の頃、すごく好きだった絵本です。
欲しくて欲しくて、
本屋さんに行くたびに、立ち読みしていました。
なんで、「買って」っていえなかったんでしょう。
純粋なお話ではないから、買ってもらえない、
と思っていたのかしら。

自分の子供には、買ってあげよう、と思って買いました。
久しぶりに読んでみて思ったのは、
「なんでこれがおもしろかったんだろう」
かこさんの絵が可愛い本ですが、
これといって、ストーリーのないお話です。
なんだか、幼児が覚えるには、奇妙とさえ思える言葉もあるし。
でも、せっかく買ったんだし、と渡してみました。
すると、この本、やっぱり面白かったようです。
何度も何度も開いていました。
知らない言葉を覚えるという事は、
幼い子供にとっては、たとえようもなく面白いことなのかもしれません。

子供の頃家にあって大好きだったもの。かこさとしさんの「だるまちゃん」シリーズを読んでいて、なんだか動物たちの絵に見覚えがあってやっとこれだと思い出しました。
くまちゃんの4シリーズの日常が、今見ると随分年代もののグッズがあふれています。それがまた面白いです。
子供たちも一つ一つ名前を言って楽しんでいます。字がちゃんと読めるようになればもっともっと楽しめると思います。

周辺にあるあらゆるモノ・コトを独特かつ緻密、それでいて愛らしい画風で届ける日本絵本史に
残る名作。目に入るモノ・こととそれを示す字面が頭の中で一致させられます。
くまちゃんの年くらいに読んだので、自分とくまちゃんを同化して読んでいたふしがあります。
いちばん好きなシーンは、くまちゃんが買ってもらったおもちゃを家に帰ってすぐに（次ページで）
こわしてしまい、こっぴどく怒られるとこ。先日資源回収に出す雑誌の束に紛れ込んでいたのを
こっそり引き取り、部屋に保護しました。
言葉を覚えたての子供や外国人の方にお薦め、いやむしろ通過するべき絵本です。