長い童話を1人で読むようになった娘が、久しぶりに絵本の楽しさに触れられたシリーズ。
3歳の頃から大好きだったベスコフの作品は、やはりどれを読んでも楽しいです。
このシリーズは、ぜひ最初の作品「みどりおばさん、ちゃいろおばさん、むらさきおばさん」から読んでみてください。
おばさんたちの呼び名の由来や、ペッテルとロッタがおばさんたちに引き取られることになった経緯などもおもしろく、たちまち「続きを読んでみたいな」という気持ちになれますよ!
今回のお話は、ちょっと冒険的な要素も加わって、子どもたちもきっとペッテルとロッタのように、ハラハラ、ドキドキしながら、読み進めていくことと思います。
子どもの好奇心は、時に危険な状況へとつながることもありますが、そうなる前に親がすべて止めてしまうのも、子どもにとってはかわいそうなことです。失敗から学ぶことも、たくさんありますものね。
ペッテルとロッタは、どんな境遇でも生きていけるたくましさを備えていて、本当に頼もしいな、と思います。