新刊
あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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ちょっとだけ」 みんなの声

ちょっとだけ 作:瀧村 有子
絵:鈴木 永子
出版社:福音館書店
税込価格:\1,100
発行日:2007年11月
ISBN:9784834022995
評価スコア 4.82
評価ランキング 210
みんなの声 総数 399
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399件見つかりました

  • お姉ちゃんはがんばってる

    • とみてんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子4歳、女の子1歳

    この本を初めて読んだとき涙が止まりませんでした。
    うちがまさしくこんな状況でした。
    長女が3歳の時次女が誕生。
    上の子をかわいがってやって、と色んな人に言われながら
    実際は次女のお世話でせいいっぱいで我慢させてばかりの日々だったように思います。
    ついついお姉ちゃんなんだから、とかまだ3才なのにできて当然みたいな言い方をしてしまい今思い出しても申し訳ない気持ちでいっぱいです。

    なっちゃんは赤ちゃんのことを「かわいいでしょう?」って聞かれて
    「ちょっとだけ」うなずきます。
    大好きなお母さんが赤ちゃんのお世話で大変そうなので
    牛乳を入れてみたり、パジャマのボタンをとめてみたり
    髪の毛を結んでみたり、一生懸命一人でやってみようとします。
    そして「ちょっとだけ」成功します。

    眠くなってママに「ちょっとだけだっこして」っていうなっちゃん。
    「いっぱいだっこしたいんですけどいいですか?」っていうお母さん。
    お母さんのこの一言でなっちゃんはどんなに嬉しかったでしょうか。
    最後になっちゃんは赤ちゃんにたんぽぽをゆらゆらと見せてあげています。
    やさしいお姉ちゃんのまなざしで私の心もぽっかぽかになりました。

    これから二人目、三人目を出産する友人にプレゼントしたくなる一冊です。
    子供にというよりママに贈りたい一冊です。

    投稿日:2007/04/25

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    1
  • 母は一人っ子

    赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになったなっちゃんとお母さんのおはなしです。

    この本は某掲示板で話題になっていて知りました。
    特に二人目が生まれるママにオススメというのを見て、ちょうど二人目が誕生したところだった私は手に取りました。
    私自身が一人っ子なので、きょうだいが出来た上の子の気持ちは正直なところよく分からなかったのです。

    この本を読んだ後に下の子をベビーカーに乗せて歩いていると、「ママと手をつなげないからベビーカーを持っているんだよ。だってママはベビーカーを押さなきゃいけないでしょ」
    いつもベビーカーのフロントガードの部分を持って歩くので、私は押しにくいな〜と思っていました。
    本当は手をつなぎたかったんだね…我慢させてた事に気づかされた一冊です。

    投稿日:2007/04/18

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    1
  • いっぱい抱っこしようね。

    絵本ナビでの評価が高かったのと、我が家にもおにいちゃんになったばかりの子がいるので、早速購入してみました。

    赤ちゃんがうまれて、自分でなんでもやろうとするなっちゃん。
    「ちょっとだけ」せいこうします。

    おねえちゃんだもん、自分でやらなくっちゃ。
    なっちゃんはそう思ってるのかな?

    最後に「ちょっとだけだっこして」とせがむなっちゃんの心が切ないです。
    でも、それにちゃんと「いっぱい抱っこしてもいいですか?」っていうお母さんが素敵。

    上の子がなんでもできるようになると、母としては楽だし、
    ついつい「えらいね〜。ありがとうね〜」っていうだけで終わってしまってるかも・・・。
    その裏で子供は、寂しい気持ちを我慢してるのかもしれないな〜。
    私はこのお母さんのように、子供の気持ちに寄り添ってあげられるかしら?

    今上の子も、お兄ちゃんとしてがんばってるときと、
    その反動での甘えたがりが交互に来ています。
    どちらもこの子の成長にとって必要なこと、とできるだけつきあうようにはしていますが、
    時々「寂しいよ〜」という時があって、はっとさせられます。

    この絵本を息子の目を見つめながら読むと、
    にこ〜っと笑って見つめ返してくれます。
    そして読み終わった後は、必ず息子のほうから「だっこ〜!」と飛びついてきます。
    こんな時は、下の子には「ちょっとだけ」我慢してもらって、
    いっぱいいっぱい上の子を抱っこしてあげます。


    お兄ちゃんおねえちゃんになった子にはもちろん、
    お母さんにもぜひおすすめしたい絵本です。

    投稿日:2007/04/17

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    1
  • 自分が長女の方もぜひ読んで!

    娘が二人います。次女が生まれてから長女はずっといい子で頑張ってくれました。
    でも私はそんな長女に甘えていることに気づいていませんでした。

    この本を読んで一人で号泣。そして長女のことももっと甘えさせてあげなきゃって思いました。

    そして最近気づいたことが一つ。自分が長女で弟妹がいらっしゃるお母さんはみんなこれを読むと泣くのです…w
    自分の姿にもちょっと重なって切なくなってしまうなっちゃんの姿。
    ご自分が長女・長男の方もぜひ読んでください♪

    投稿日:2007/04/09

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    1
  • まだおにいちゃんじゃないけれど

    我が家はまだ一人っ子ですがこの絵本でお兄ちゃん擬似体験をしてほしいなと思い読んでます、なっちゃんが一人で洋服を着たり、牛乳をついだりしてちょっとだけできても息子はできてないーと大騒ぎしています。
    なっちゃんがお母さんに「ちょっとだけだっこして」と言って「ちょっとじゃなくていっぱいだっこしたいんですけど」というママのせりふで今まで怪訝そうな息子の顔もぱーっと満面の笑みになります。この絵本を読んでから「ママいっぱい抱っこして」と息子が言うことが多くなりました。

    投稿日:2007/04/05

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    1
  • 胸がいたいです

    • AAさん
    • 30代
    • ママ
    • 山口県
    • 女の子5歳、女の子3歳

    この本は月刊誌なのに多くの人に読まれ、しかも非常に評価が高いので気になって図書館から借りてきました。

    読んでみて、反省の念で胸がいたくなりました。
    やはり次女が生まれたときはこんな感じだったです。
    うちの子は2歳違いなのでもっとなっちゃんより小さかったかな?いまだにだっこだっこと甘えてくる次女ですが、この時期の長女には赤ちゃんがいて物理的には甘えさせてあげてなかったなと思いました。
    一生懸命遊びの相手はしてきたつもりですが、だっこなんかはほとんどしてませんでした。ごめんなさいね。

    この本のなっちゃんは、またけなげで一生懸命がんばってちょっとづつ成長していきます。
    現実的にはなっちゃんのようではなく、たいていは赤ちゃん返りをしててんやわんやなんですけどね。
    この本にもっと早く出会っていればよかったです。
    長女にあまえさせてあげるの、今からでも遅くないかしら?

    投稿日:2007/03/26

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    1
  • ママならきっと・・・

    • mdマミーさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子3歳

    なっちゃんのけなげな様子にとにかく感動。
    お姉ちゃんって嬉しいけどでもいろいろ大変・・・
    二人目のお子さんを産んだママなら誰しもこの絵本を
    読めば共感し、きっと涙があふれてくると思います。
    ちょっとだけ抱っこして・・のお願いに「いっぱい抱っこ
    したいんですけどいいですか?」と答える母に私も
    なりたいなあとしみじみ思いました。
    もう一度やり直せるなら、二人目を産んだ時に戻って素敵な
    ママをやり直したい!と切実に思わせる本でした。
    5歳の長女は、私がこの本を読み聞かせながら涙する姿を見て
    とても満足そうに嬉しそうに微笑んでいました。
    母の思いは通じたのでしょうか??

    投稿日:2007/03/05

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    1
  • いっぱいぎゅ〜するよ

    • た〜ちさん
    • 20代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子0歳

    すごい感動して、とってもいいお話。
    赤ちゃんに対する気持ちが、どんどんお姉さんにしていくんだなって思った。

    赤ちゃんのお世話をするお母さんに遠慮しながら、
    本当は甘えたいって気持ちをなかなか言えないもどかしさ。
    どっちの気持ちもわかるからこそ、感動するんだと思う。

    ちょこっとずつ1人でいろんなことに挑戦していく姿が
    一生懸命ですごくかわいい!

    「ママちょっとだけだっこして」って言ったら、
     ママは、
    「ちょっとだけじゃなくていっぱいだっこしたいんですけどいいですか?」って答える。
    この瞬間、本当に嬉しくて、「やったね!」って嬉しかった。
    ママの言葉もすごく素敵で、こんな親子になりたいなって思う。

    とにかく感動します。
    2人目の子供がいて、なかなか上の子にかまってあげられない人ぜひ、この絵本を読んでみてください。

    投稿日:2007/03/04

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    1
  • 一人っ子だけど!

    娘は一人っ子。けれど先生方に、(私が)娘を受け止めきれていない、もしくは私の愛情が伝わっていないと言われています。
    でも先生方が提示することは既にというか、普通に日常の中でやっていることばかり。
    そんな母が読みました。娘は園で読み聞かせてもらったそうです。

    今頃の購入を悔やみました。発売当初、本屋で手にとっていたはずなのに。あの頃買っていればもっと娘に気付いてやれたかもしれないのに。
    それぐらい心打たれた本でした。

    一人で頑張るなっちゃん。それをただやらせておいただけではなく、ちゃんと抱きとめるお母さん。
    そうかぁ。たくさん一人で頑張ったからちょっと受け止めてもらいたくなったんだねぇ。不安や緊張を。
    私なら「えらいえらい」と単に褒めちゃうかもしれません。なるほど子供ってこうやって大きくなっていくんだなぁ。母の役目とはこういう事かもしれないなぁ。
    付録の小冊子の解説に独りごちました。買ってよかったなぁ。

    表紙や中表紙のなっちゃんは、昨春やってきたばかりの甥っ子と娘を見るようです。ちょうどこうやって撮った写真があります。
    全国にこんななっちゃんや赤ちゃんがいるのでしょうね。

    投稿日:2007/02/27

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    1
  • 胸がきゅう〜ん☆

    • KANAさん
    • 30代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 女の子9歳、男の子6歳、男の子3歳

    月刊誌で購入したこの絵本。
    うちの おねえちゃんや おにいちゃんと 重なって
    けなげにがんばるお姉ちゃんの姿にじ〜んとしてしまいました。
    赤ちゃんがいるうちは特に
    上の子は 「ちょっとだけ」「1回だけね」「待ってね」と
    ついつい「がまんがまん」となってしまいますがみんな同じ子ども。
    母親の私が ひとりひとりを 大切に しなくてはと
    思った絵本でもあります。
    最後にいっぱい抱っこしてもらってよかったね☆ 

    投稿日:2007/02/13

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