「ちょっとだけ」 みんなの声

赤ちゃんが生まれてお姉ちゃんになること。それは、本人が望んだわけではないけれど、訪れる人には訪れる出来事で…
なっちゃんがわがままを言わずに「ちょっとだけ」頑張る姿に胸をうたれました。きょうだいの上のお子さんと読むとたくさん共感できるお話だと思います。

我が家は一人っ子で、妹や弟はいないので、
この本の設定とは異なります。
だから共感性は低いかな？と思って、
興味はありつつ、スルーしてた一冊でした。
ですが、娘の強い希望により購入しました。

子供としては純粋になっちゃんの頑張る姿が、
時に面白くも可愛くも感じるようです。

もちろん最後は本のラストと同じように、
ギューっとするのがお決まり。

作者が本に込めた思いとは違うかもしれませんが、
兄弟がいなくても、似た環境化にいなくても、
十分に楽しめる内容だと思います。

これから下の子が生まれる方などには、本当にオススメできます。
わがやでも下の子が生まれるちょっと前から読み始めて、下の子が生まれた今でもお気に入りの一冊です。絵もやらかくて本当に素敵な絵本です。
瀧村 有子さん、鈴木 永子さんのペアの絵本もっと出してほしいです。

小さな子にも、ちゃんとお姉ちゃんになった自覚があるのですよね。できる限りのことを背伸びしながら頑張る姿に胸が打たれます。親としては赤ちゃんよりも上の子をかまってあげたい…そう思いつつも、手の離せない赤ちゃんを育てていると思うようにいかないものです。

お母さんがちゃんと自分のことも見ていてくれるからこそ、がんばれるのです。子どもたちはこの絵本を見て、「ちょっと」の我慢を学びます。でもそうやってがんばった分、お母さんをひとりじめできる時間があることも知っています。

絵もほんわかと優しくてとてもいい絵本だと思います。

主人公の女の子の家に赤ちゃんが生まれてママは忙しそう。自分でできることがあるかな？色々なことに挑戦してちょっとだけ成功していきます。赤ちゃんが生まれて生活が一変してしまい、赤ちゃんの子ともちょっとだけしか可愛くないかな、と思ってしまったり。でも何だか眠くなってきてママにちょっとだけ抱っこして、とお願いしますが・・・。
上の子の頑張るお話です。

娘が2歳1ヶ月のときに弟が生まれました。
赤ちゃんが来る、弟ができることを少しでも何か感じとってもらえれば…と思い妊娠中に購入しました。
赤ちゃんが生まれて様々な事を自分でやろうと奮闘する主人公のなっちゃんに親近感を覚えたのか、
結果。。。生まれた後のほうがリクエストしてきます。
私自身もこれを読むとお姉ちゃんになった娘の気持ちを意識できるので、買って良かったなと思います。

長女が3歳のときに妊娠発覚。伝えた瞬間から赤ちゃんがえりは始まりました。3歳である程度のことは分かっているので赤ちゃんがえりは激しく、すごく甘えん坊になり今まで1人でできてたこともできなくなりました。

これはまずいと、弟や妹が生まれることをテーマに書いた絵本を探しにいったときこの絵本と出会いました。本屋で中身を確かめていたら感情移入して涙が止まらなく。

上の子って我慢してて大変なんですね。読むたびに頑張って気持ちに寄り添ってあげなきゃと私が思わされます。子どもに読むのもよいですが、お母さんが読むと優しくなれると思います。

赤ちゃんが生まれて、お姉ちゃんになった女の子が、ちょっとだけ我慢したり、ちょっとだけといって頑張ったりするお話です。
本当はお母さんに甘えたいのに、ちょっとだけといって頑張る気持ちが可愛くもあり、切なくもあります。
ちょうど２人目が産まれて、上の子がこんな気持ちなのかなと思いました。
個人的には、自分の子供が男の子なので、男の子のバージョンのお話を読んでみたいです。

ちょうど妹が生まれたあと、お兄ちゃんに読んでいた絵本でした。妹ができたことで色々なことを我慢させているなぁ、と思うとともに、下の子が寝ている時など上の子との時間を今まで以上に大切にしよう！と、
改めて感じさせてくれた一冊でした。

この絵本はオススメとしていろんなところで目にしていましたが、表紙をみた印象として、女の子が赤ちゃんのお世話をちょっとだけするお話なのかと思っていました。しかし、実際に読んでみると女の子が我慢してちょっとだけ色々な事が出来るようになるという内容で…最後にお母さんに甘えようとする姿を見て少し悲しくなりました。
内容を知らずに子どもに読み聞かせていたので、途中から我が子にかぶった内容だなぁと切なくなりましたが、子ども自身は気に入ったようで何度も読んで！と言ってきました。最後の場面の抱っこしていいですか？が気に入ったようで実際に抱っこしてあげると照れながら嬉しそうにしました。
下の子が生まれると平等にしたいと思いながらも出来ていない事に申し訳ないなぁと思っていたので、この絵本を通じて、子どもに頑張りすぎなくていいんだよと伝わればいいなぁと思います。
他の方のレビューを読んだ後に見てみると、色々な感じ方があるんだなぁと知ることができ、子どもにはあまり読みたくないという気持ちも分かる気がしました。