娘が学校の図書室から借りてきた本です。
「おかあさんこれぜったい読んでね」と言って貸してくれました。
村の住人は戦争や天災が続き自分のことで精いっぱい
人を信頼できなくなっていました。
そこにやってきたお坊さん3人にも冷たく無視するのです。
お坊さんたちは小さな鍋で「石のスープ」を作り始めます。
お坊さんたちの行動が気になりだす村人たちは・・・
人の好奇心を利用し、村人の関係を回復をしたお坊さんはさすがですが、
最初にお坊さんたちに声をかけた女の子の勇気に拍手。
この子の行動が村人たちを動かす糸口になったのですから。
でも、自分の子供が、皆が避ける知らない人たちに近寄って行って
話しかけたら「ダメ」って言ってしまうのかなぁ。
私ももっと心を広くもたなくてはいけませんね。
自分だけが良ければいい。
そんな考えでは幸せ(満たされた温かい気分)にはなれない
ということを教えてくれる絵本でした。
落ち着いた絵が舞台の中国にピッタリです。
娘の感想は”みんな仲良くなれて良かったね”でした。
幼稚園児には難しかったようです。