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しあわせの石のスープ」 みんなの声

しあわせの石のスープ 作・絵:ジョン・J・ミュース
訳:三木 卓
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年01月
ISBN:9784577029664
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,151
みんなの声 総数 29
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29件見つかりました

  • 心を温める

    娘が学校の図書室から借りてきた本です。
    「おかあさんこれぜったい読んでね」と言って貸してくれました。

    村の住人は戦争や天災が続き自分のことで精いっぱい
    人を信頼できなくなっていました。
    そこにやってきたお坊さん3人にも冷たく無視するのです。
    お坊さんたちは小さな鍋で「石のスープ」を作り始めます。
    お坊さんたちの行動が気になりだす村人たちは・・・

    人の好奇心を利用し、村人の関係を回復をしたお坊さんはさすがですが、
    最初にお坊さんたちに声をかけた女の子の勇気に拍手。
    この子の行動が村人たちを動かす糸口になったのですから。
    でも、自分の子供が、皆が避ける知らない人たちに近寄って行って
    話しかけたら「ダメ」って言ってしまうのかなぁ。
    私ももっと心を広くもたなくてはいけませんね。

    自分だけが良ければいい。
    そんな考えでは幸せ(満たされた温かい気分)にはなれない
    ということを教えてくれる絵本でした。
    落ち着いた絵が舞台の中国にピッタリです。

    娘の感想は”みんな仲良くなれて良かったね”でした。
    幼稚園児には難しかったようです。

    投稿日:2008/06/09

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  • 人と協力することで手に入れる幸せ。

    • 西の魔女さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳、男の子10歳

    私にとって「石のスープ」との出会いは 
    これで4作目です。
    このお話で 石のスープを作るのは
    旅の途中の3人の僧侶。
    (人を幸せにするものを探しての旅)でした。
    戦争や天災でひどい目に遭った村人達の
    傷つき閉ざされた心を
    「石のスープ」は解き放してくれました。
    自分や自分の家族の為だけに働き
    蓄える生活を長く続けすぎて
    村人達は人と関わることでしか得ることの出来ない
    心満たされる時間の過ごし方を忘れていたようです。
    でも 僧侶達の案じた計らいで 何年も忘れていた
    この気持ちを思い出します。
    少しずつ違いますが 
    世界各地で語り継がれているこのお話。
    このお話は 
    人は決して1人では生きられないし
    近くに居る人と協力することで 
    1人でする時の何倍もの糧を得られる場合もある
    それを忘れてはいけないよ…
    そんな訓示のような役割をしてきたのかもしれないなぁと思いました。
    この絵本は 中国が舞台になっています。
    後書きには韓国やフィリピンにも同じ様なお話があると書かれています。
    「石のスープ」のお話に心を奪われつつある私 笑。
    もっと 他のお話も探してみたくなりました。

    投稿日:2008/03/09

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    1
  • わかち合う幸せ

    • けいご!さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子8歳、男の子4歳

    石のスープ?この言葉に興味がそそられました。

    石のスープという不思議な料理が気にならない人はいないでしょう。お坊さんは、このスープで人々の心をひきつけ、幸せの意味を説きます。

    一つのものをよりよくしていこうとする心が自然にわいてくるようすが、なんとも心地よく、人間っていいなあと思わせられます。

    わかち合うことが幸せを生むことを、口で説くのではなく、行動をおこさせることでわからせようとしたお坊さんを、尊敬してしまいます。

    この本を読んで、わたしも幸せをわけてもらえたような気がします。

    投稿日:2008/01/22

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    1
  • 他人と触れ合う楽しさや喜び!

    中国のお話です。

    食べ物がなくなったり、洪水になったり、戦争で酷い目にあったり

    してきたので、人々の心が疲れきっていたので、人を信じれなか

    ったり、隣の人の心まで、疑うようになっていた村人です。

    でも、初めは、石3つと大きな鍋で作るスープに、興味を持って

    人々が食材を持ち寄って美味しい旨いスープが出来ました。

    人々が幸せに生きる生き方を教えてくれたお坊さんでした。

    スープというのは、いろいろなものをいれなければ、味のいい

    スープにならないこと、他人と触れ合う楽しさや喜びをスープ

    を一緒に食べることで学びました。

    投稿日:2019/05/11

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  • 中国版石のスープ

    ヨーロッパの「石のスープ」もいろいろありますが、この中国版の「石のスープ」は独特にアレンジされていて楽しい作品です。
    お坊さんたちが作る石のスープが、村人たちの親睦を作り、しあわせな村に変えていくのです。
    今まで、ずる賢いスープづくりを見ていただけに、お坊さんたちのスープづくりがとても清らかに感じました。
    基になる話が同じでも、こんなに変わるものだと感心します。

    投稿日:2018/03/01

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  • 心があたたまるスープ

    • みちゃママさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子2歳、女の子0歳

    何かで紹介されていていて気になっていた本です。
    タイトルからどんな内容なのか想像がつかず、絵筆で描かれた少し奇妙な表紙にもちょっと怖い感じがしていました。
    でも、実際に読んでみるといい本ではありませんか!
    人間の心のお話、子供が大きくなったら是非一緒に読もうと思います。
    本は表紙やタイトルだけで判断してはいけませんね。
    この本は心があたたまるスープです。

    投稿日:2013/04/21

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  • 石のスープ

    石のスープ作りを通じて、村人が協力すること、楽しい時間を共有することの大切さに気がつきます。

    以前、「オオカミがニワトリを食べようとして、石のスープ作りを手伝い、最後はニワトリは食べずに、石を持ち帰った」という絵本を読んだことがあります。
    その本でも、石の入ったお湯にニンジンやキャベツなど、材料をだんだんと加えていき、とっても美味しいスープになりました。
    あまりにお話が似ているので、驚きました。
    偶然なのでしょうか?

    冒頭の絵は万里の長城でしょうか。
    中国らしい風景も見られて、印象に残りました。

    投稿日:2011/12/04

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  • 思い出した・・・

    • 風の秋桜さん
    • 40代
    • その他の方
    • 埼玉県
    • 男の子、男の子

    このお話を読み始めて「おやっ、以前も似たような、スープのお話あったな・・・」と
    そうそう「オオカミと石のスープ」だ!

    でもあっちはオオカミの本位とは別な方向性のようでしたが、こちらはまったくもって、3人の僧たちの「智慧」からの発想です

    本来「智慧」とは人を幸せにするために使うものだとこの絵本を読んで確信します

    他力よりも自発能動的な行動を、何かのきっかけで起こさせることが大事なんですね

    一人の勇気ある少女の存在が、光ります

    やっぱり子どもって可能性を無限に持っているんだと思います

    投稿日:2011/08/21

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  • 影絵が見てみたいです

     お友達に頂いた、おすすめ本リストに載っていたので
    手に取ってみました。

     表紙の絵からは、ちょっと怖い感じがしました。
    でも、本文中の絵は、温かみがあり、人々の表情が豊かでした。
    構図も面白かったです。
           私は好きです。

     特に、影絵のシーンに11歳の息子は見入っていました。
    「なんでこんなに大きく映されてるの?」と。

     いつか読み聞かせでも読んでみようかなあ、と思います。

    投稿日:2011/02/19

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  • お坊さんが教えてくれたしあわせ

    • イザリウオさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 男の子9歳、男の子7歳

    「石」のスープと聞いて、私も興味がわいて読んでみました。

    初めに石を入れるのですが、やはり石だけでは、なんだかつまらないですよね。

    初めは野次馬だった村人が、スープを作っているところを見ているうちに、自分の家にあるものを持ち寄ってくるのです。

    みんなが少しずつモノを出し合って、いまかいまかとスープが出来るのをまつ光景は、まさに幸せそのもの。

    みんなで一つのものを分け合って食べることは、一番のごちそうであり、幸せであり、尊いことだなあと思いました。

    良いお話なので、子供たちみんなに聞かせたいです。

    投稿日:2010/07/28

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