話題
うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの

うごく! しゃべる! ぬりえーしょん 海のいきもの (小学館集英社プロダクション)

お子さまの塗ったぬりえが、アニメーションになる!フランス生まれの画期的なぬりえシリーズ!

  • かわいい
  • 盛り上がる

しあわせの石のスープ」 みんなの声

しあわせの石のスープ 作・絵:ジョン・J・ミュース
訳:三木 卓
出版社:フレーベル館 フレーベル館の特集ページがあります!
税込価格:\1,540
発行日:2005年01月
ISBN:9784577029664
評価スコア 4.53
評価ランキング 7,151
みんなの声 総数 29
「しあわせの石のスープ」は現在購入できません
  • この絵本のレビューを書く

立場で選ぶ

並び替え

29件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ
  • こんな事が人の心を動かすんですね!

    • Yuayaさん
    • 20代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子6歳、女の子3歳

    すごく深いお話でした。
    食べ物がなくなったり、洪水になったり、戦争で酷い目にあった人々が暮らす村では、人を信用できなくなっていた。
    その村を訪れた僧侶たちは広場で「しあわせの石のスープ」を作り始めます。

    「石のスープ」???
    タイトルを見た時から私もなんだろうってすごく気になっていました。
    この村の人々も同じでした。
    「気になる」が「話しかける」になり、そしてよりおいしくするために「協力する」。

    案外と単純な事で人の心が動いていく・・・。
    すごいですね!!
    読んでいて感動しました!
    息子は「なんで石でスープができるの?」と不思議に思っていましたが、少し説明を加えてあげりとだんだん理解し、その表情を笑顔に変えていきました。

    僧侶が出てきたり、村の雰囲気は昔の中国(?)でエキゾチックです。
    その雰囲気がより「しあわせの石のスープ」の魅力を引き立ててくれます。

    投稿日:2009/05/24

    参考になりました
    感謝
    0
  • 気づきに誘う。

    • ちゅら。さん
    • 40代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子12歳

    しあわせとは、石のスープを作るようにかんたんなこと。

    三人の旅する僧侶の、静かな優しい教え。

    人の心を変えるには、まず気づかせること。
    気づきのない人間に変化は現れない。

    投稿日:2009/04/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • 読み方が難しい

    • はしのさん
    • 40代
    • パパ
    • 神奈川県
    • 男の子13歳、女の子11歳

    読み方によっては印象が大きく異なる絵本だと思いました。石だけでいったいどんなスープを作るのだろうと興味津々の村人たちが次々と食材を持ち寄る様子などはとても楽しく読むことができるのですが、設定を中国、主人公を僧としたせいでしょうか、ややもすると協力すればしあわせになれるんだよという教訓めいた印象を受けるものになってしまいます。もともとのお話がもっている繰り返しの楽しさを活かすか、しあわせって何?と問いかけるのとでは大きく捉え方が違ってくる絵本です。できれば、単純に楽しんで欲しいと思うのですが……

    投稿日:2008/06/05

    参考になりました
    感謝
    0
  • 一緒に作って、一緒に食べよう

    • たれ耳ウサギさん
    • 40代
    • ママ
    • 群馬県
    • 女の子16歳、女の子14歳、女の子12歳

    中国のお話。
    3人の旅するお坊さんたちが立ち寄ったとある村。そこの人たちは天災と戦争で疲れ果て、隣人をも信用できなくなり、何をするのも自分のためだけ。
    お坊さんたちは、村人たちに幸せを味わってもらうため、スープを作りはじめたのです。
    でも、彼らが用意したのは、ちいさな鍋と石が3つだけ。
    ところが、女の子の好奇心からスープの話しは村中に広がり、無関心だった人たちを巻き込んで、最後には大宴会になっていきました。

    自分ができる事を少しだけ、人のためにやってみる。その輪が広がった時、自分と関わった人たちの笑顔を見る時、人はほんわかと幸せを感じることができる。
    そんなことをさりげなく教えてくれる本でした。

    絵だけを見たら、とてもアメリカ生まれ!!の作者とは思えない作品。ミュースさんは東洋思想に造詣が深いのだそうです。

    投稿日:2007/07/30

    参考になりました
    感謝
    0
  • 何が起こるんだろう

    • 金のりんごさん
    • 40代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 女の子12歳、男の子9歳、男の子7歳

    抑えた色彩のせいか、地味な印象の本ですが、お話はなかなか含蓄があります。
    最初はかたくなだった人々の心を動かしたのは、「どうなるんだろう、何が起こるんだろう」という好奇心。
    読者も一緒に次はどうなるかなとわくわくします。
    この相手の状況に興味を持つということは、他を認識する第一歩。
    好奇心は、いつの間にか“協力”を生み出し、結果的に、それが“おいしい石のスープ”になっているのでしょう。
    最後には、おいしそうな上に楽しそうな場面が出てきて、教訓的なお話なのに、とても読後感の良いものでした。

    投稿日:2007/05/23

    参考になりました
    感謝
    0
  • あたたかいスープ

    • おるがんさん
    • 40代
    • ママ
    • 高知県
    • 女の子14歳、男の子12歳

    韓国やフィリピンに伝わる昔話を、作者がアレンジしたものです。
    村人たちが持ち寄った食材でできたスープは、村人たちの心を持ち寄ってできたものです。
    スープが温かいのは、みんなの心も温かいからです。
    人を思いやる心が、スープのように温かいと教えてくれます。
    人は一人では生きていけません。どんなに裏切られても、傷つけられても、
    それを乗り越えていかなければいけません。
    自分のからにこもっていれば、もう辛い思いをしないかもしれませんが、
    幸せな気持ちになったり、温かいものを感じる事もないのです。
    辛さから本当に立ち直れるのは、人の温かさだと思います。

    投稿日:2007/05/16

    参考になりました
    感謝
    0
  • 心を動かすスープ

    • ポポロさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    中国で3人のお坊さんが旅をしていました。
    通りかかったのは災害・戦争など疲れきった人々の暮らしている村。
    人を信じることができなくなった人々に3人は「石のスープ」を作ることにしました。
    「石のスープ」ってなんだろう?そんな好奇心が
    少しずつ村人たちの心を動かしていきます。
    もちろん石だけでスープが作れるはずもありません。
    お坊さんたちのちょっとした言葉により
    人々は食材を持ち寄り本当に素晴らしいスープが完成しました。
    人の心を開かせるものは、武力でもお金でも強い態度でもありません。
    やはり「心」が必要なのです。
    相手が何をしているんだろう?と相手と関わろうとする
    気持ちの大切さをしみじみ教えられた気がしました。
    決して押し付けがましくなく、心にすっと落ちるやさしさでした。
    中国の雰囲気がよくでているやさしい絵もマッチしてとてもよかったです。
    息子はどんな味のスープなのかが気になるようで、
    何度も読んで「絶対おいしいよね!」とニッコリしていました。

    投稿日:2006/10/09

    参考になりました
    感謝
    0
  • 作者はアメリカ人。お話は中国のお話。

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    教訓めいたストーリーなのに、それがちっとも押し付けがましくなく、読んでいる私たちに「あぁ、そうだったのか。幸せって、そんなところからやってくるんだ」と、納得させてくれる絵本でした。
    舞台は少し前の中国の、山間にある小さな村です。そこに修行中の3人のお坊さんがやってきたことで、物語は始まります。
    その村は、度重なる戦争や自然災害の被害がひどかった村で、村人たちの心は荒み、他人を受け入れる余裕のない人間たちばかりになっていました。
    そんな時、訪れた3人のお坊さんが、たった3つの石でスープを作ることによって、その村の人々に再び、人と触れあったり、分かち合ったりする楽しさや幸せを取り戻させてくれるのです。

    このお話は、それぞれの国の風習や歴史で多少の様変わりはしているものの、昔からいろいろな国に伝わっていた同じような類いの民話を元にしたものだそうです。
    また、何より驚いたことに、作者は生粋のアメリカ人であるにもかかわらず、まるで中国の方が書いているような思想(キャラクターたちの心の動き)、イラストなのです!!
    違う国の人の気持ちになって、文章も絵も伝えることが出来るなんて、作者の感性の豊かさに脱帽しました。
    心が疲れたときに、読み返したくなるような、とても素敵な絵本でした。

    投稿日:2005/06/12

    参考になりました
    感謝
    0
  • 石のスープに魅かれて

    • レイラさん
    • 30代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子11歳、男の子9歳

    戦争は人の心を疲れさせ、他人に無関心になります。
    そんな村に立ち寄った3人の僧がしたことは、
    石のスープを作ることでした。
    大きな鍋に水を張り、石を入れて煮込み始めると、
    閉ざされていた家々の窓が開き、好奇心から人々が集まり始めます。
    ふとした僧の言葉から、無関心の人々が材料を持ち寄り、
    おいしいスープが出来上がるのです。
    「石のスープ」のエピソードは実はヨーロッパの民話にもあるそうです。
    が、作者は東洋にも同じ話があることから舞台を中国に移し、
    3人の僧がエキゾチックな雰囲気をかもし出します。
    内容的には奥が深いです。
    スープ同様じっくりと味わってください。

    投稿日:2005/03/30

    参考になりました
    感謝
    0

29件見つかりました

最初のページ 前の10件 1 2 3 次の10件 最後のページ

※参考になりましたボタンのご利用にはメンバー登録が必要です。

この作品にレビューを投稿された方は、こんな作品にも投稿しています

はらぺこあおむし / しろくまちゃんのほっとけーき / ぐりとぐら / おつきさまこんばんは / きんぎょがにげた / いないいないばあ / もこ もこもこ / はじめてのおつかい / がたん ごとん がたん ごとん / くだもの

絵本の人気検索キーワード

ぐりとぐら /  はらぺこあおむし /  バムとケロ /  こびとづかん /  はじめてのおつかい /  そらまめくん /  谷川俊太郎 /  ちいさなちいさな王様 /  いないいないばあ /  いやいやえん /  スイミー /  飛び出す絵本

出版社おすすめ

  • ゆきだま
    ゆきだま
    出版社:ほるぷ出版 ほるぷ出版の特集ページがあります!
    ころころ ころりん。げんこつくらいの ゆきだまが、いきおいよく ころがりはじめ…どうなっちゃうの!?


【連載】絵本ナビ編集長イソザキの「あたらしい絵本大賞ってなに?」

みんなの声(29人)

絵本の評価(4.53)

何歳のお子さんに読んだ?


全ページためしよみ
年齢別絵本セット