わくわく森の動物たちは、たぬきくんが大きらい。
だって、きたならしいひげ、のろまそうな耳、いじわるそうな目、いやらしい口・・・。
えー、そんな理由で嫌いなのー?
ひどすぎる〜!と抗議する子どもたち。
でも、あの「あらしのよるに」の木村さんだもん、きっとすばらしい展開が待ってるはず!?と期待して読み進めました。
確かにラストでは、みんなの評価が、りっぱなひげ、りこうそうな耳、優しそうな目、かわいい口・・・に変わりました。
でも、何か腑に落ちないんだよね〜。
勝手に外見だけで嫌ってたくせに、偶然の出来事で、助けてもらい、評価が変わるというのは・・・。
同じたぬきくんが嫌いなお話なら、せなけいこさんの「となりのたぬき」が断然おすすめです。(これで、長女の友達関係がぐーんとよくなりましたから♪)