ツインタワービルが壊れた瞬間を扱った絵本で、
ミュージシャン矢野顕子さんが翻訳しています。
ストーリーは古い消防艇ハーヴィーが人々に愛され、
ここぞという時に大活躍!というものですが、
その「ここぞという時」があの2001.9.11事件なのです。
ストーリー的には背景として扱われていますが、
世界史に残る事件だけに、やはりどこかで知っておいてほしいと思いました。
ともあれ、ハーヴィーの復活劇はしっかりと描かれています。
絵もアメリカ風ですが、動きがあります。
文章も絵の中でリズミカルに飛び跳ねます。
関心のある方は本物のハーヴィーに会いに行ってください!
そう、ハーヴィーは今も実在するんですよ!