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新装版 ゆきがやんだら

新装版 ゆきがやんだら(Gakken)

一面真っ白の雪景色で、心が温まる親子のおはなし

  • かわいい

おじいちゃんがおばけになったわけ」 みんなの声

おじいちゃんがおばけになったわけ 作:キム・フォップス・オーカソン
絵:エヴァ・エリクソン
訳:菱木 晃子
出版社:あすなろ書房 あすなろ書房の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2005年06月
ISBN:9784751522783
評価スコア 4.79
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みんなの声 総数 149
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149件見つかりました

  • 今を生きる!

    何時かは孫ともお別れの日が訪れるのですが、今孫といられる時間を

    有難く大切に生きようと思いました。

    一緒に暮らしていなくても、娘夫婦が気をつかっていつも孫にあえるよ

    うにしてくれることに感謝してます。まだ、孫は身近な人の「死」に

    直面していないし、「死」も理解出来てないのですが、年齢と共にわか

    る時期がくると思います。この絵本は、読むと泣けるばかりなのですが

    また孫に読んであげたいと思いました。

    投稿日:2012/06/17

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  • 大切な人の死に直面して。

    • あおそらさん
    • 20代
    • ママ
    • 北海道
    • 男の子2歳、男の子1歳

    昨年の秋、大好きな祖父を亡くしました。
    わたしは現在25歳ですが、この年になるまで身近な親族の死を経験することがありませんでした。
    何ヶ月も前から心の準備をしていたつもりが、そのショックは想像以上に大きいもので、年甲斐もなく何日も何日も泣き続けていました。

    そんなときに子どもの本棚にしまっていたこの絵本にふと目がとまりました。
    「死」というテーマについての絵本だったので、1歳、2歳の子どもたちにはまだ早いな〜と思い、触れることのなかった絵本。
    読み返してみて、涙と思い出が一気に溢れ出て止まりませんでした。

    じいちゃん、わたしのところにもおばけになって出てきてくれたらいいのに!なんて思ってしまうような素敵なお話。
    大切な人の死。
    どうやって心の整理をつけたらいいのかわからずに悩んでいたわたしは、このお話を読むことで大変救われました。


    それから何日か経ってから、夢に祖父が出てきました。
    伝えたいことがたくさんあったはずなのに、夢の中では声にならず、ただただ嬉しさに呆然としてしまい。
    しかし祖父は、そんなわたしには目もくれず、まっさきに祖母の近くに寄り添っていました。
    そこにいたのは愛妻家の祖父そのものでした。
    ちょっと寂しい気もしましたが(笑)。

    じいちゃん、わたしたち家族を愛してくれてありがとう。
    これからも見守っていてね。

    投稿日:2012/05/27

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  • 心残り

    この絵本、私が涙をこらえるのに必死でした。

    死んだ人に心残りがあると、「おばけ」になって出てくるんです。
    「ぼく」と「おばけになったじいじ」が一生懸命、その心残りを探していきます。
    そして、じいじがおばけになった「心残り」とは?

    私は、大切な人には「おばけ」になってでも、逢いたいな!と思います。いつかやってくる、大切な人との別れ、そんな時には、またこの絵本を読んでみたいと思います。

    投稿日:2012/04/05

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  • じいじ、ありがとう!

    • あみむさん
    • 30代
    • ママ
    • 千葉県
    • 男の子11歳

    おじいちゃんが死んで、天使になるというママ。
    土になるというパパ。そしたら、じいじがおばけになって現れて。
    かべを通り抜けたり、怖い声をだしてもらったり。
    おばけであることを確認するんだけど、こわくないのは、愛情でつながっているから。

    おととし私の祖父がなくなりましたが、私にとって大好きな祖父で、
    6年生の息子にとっても大好きなじぃじでした。
    今でも、うれしいことがあると、仏壇にお線香をあげ、じぃじに報告をする息子。
    その祖父を思い出して、息子にこの本を読んでいて、涙がとまらなくなりました。

    こういう風に、きちんとさようならをいえたら、どんなにいいでしょう。
    私達も言いたいことあるし、じぃじも言葉を残してほしい。
    だから、じぃじ、うちにもおばけになって戻ってきて!って思います。
    でも、私達の中でじぃじはいつも見守ってくれている存在。
    さようならをいえなくても、もう会って直接話ができなくても、ずっと大切な存在なんですよね。
    私もかわいがってもらったこと、祖父との思い出を思い出して、
    「おじいちゃん、ありがとう」と思いました。
    温かく、大切なことを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2012/02/08

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  • おじいちゃんと孫の友情

    • フィルディさん
    • 20代
    • ママ
    • 茨城県
    • 男の子7歳、女の子4歳

    おじいちゃんがおばけになって登場!?という奇想天外な状況に最初は笑って読んでいましたが、最後には思い出しても泣けてくるほど心揺さぶられました。
    仲の良いじぃじと孫だったんですね。子どものような悪ふざけを一緒にやってふざけあう思い出に、涙がこみ上げて止まりませんでした。
    別れはいつか必ず訪れるもの、それまでに何を残せるか。
    我が子が死の意味を理解できたかは微妙ですが、折に触れ読んであげたい絵本です。

    投稿日:2011/12/14

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  • 亡くなったおじいちゃん思い出しました

    • たまなこさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 7歳、4歳

    読み聞かせで読もうと思って一番最初一人で読んだ時、思わず亡くなった自分のおじいちゃんを思い出して涙してしまいました。

    まだ「死」についてピンとこないエリックにとっておじいちゃんが亡くなったということはまだ理解できないけれど、おじいちゃんがおばけになったわけの理由探しに一緒に行ったことで色々な思い出を思い出すことができました。

    「死」については大人になってもまだ分からないこともありますが、身近な「おじいちゃん」ということで子供も自分と重ね合わせて読めるのではないかと思います。

    私もたまにおじいちゃんのこと思い出そう…と思えた絵本です。

    投稿日:2011/11/20

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  • 今を大切にしたい

    • かよたさん
    • 20代
    • その他の方
    • 東京都

    『この絵本が好き! 2006年版』の海外翻訳絵本部門で第1位に選ばれた作品。

    天使でもなく、土でもなく、おばけになってしまったおじいちゃん。
    この世にわすれものがあると、人はおばけになるらしい。
    おじいちゃんは孫のエリックと一緒に、わすれものを探し始めます。

    死とは何かー私自身その答えは分かりませんし、そもそも答えなんてないのかもしれません。
    しかし、命あるものにはいつか死が訪れ、残されたものはそれを受け入れなければなりません。大人でも難しいことなのに、子どもであればなおさらだと思います。
    エリックはおじいちゃんが大好きで、大切に思っていたからこそ、受け入れることが出来たのではないでしょうか。
    ただ死を恐れるのではなく、だからこそ今を大切にしたいと思える絵本でした。

    投稿日:2011/08/01

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  • 死んだ人について考えられる

    小学生くらいになると、家族などの「死」に直面した時、死んだらどうなるのかって考えるようになるでしょう。この絵本は、家族の死を経験してない子供にも、経験した子供にも、「死」と向きあえるようにしてくれるます。特に身近な家族の死を経験した子供には、それを受け入れられるようにしてくれる助けになりそうな内容です。大人が読むと、いろいろな感情が湧きあがってきて、思わず涙してしまうかも。

    投稿日:2011/07/05

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  • 素敵なおじいちゃん。

    • サニチャさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子7歳、男の子1歳

    小2の息子に読みました。

    大好きだったおじいちゃんが亡くなって、
    悲しい所におばけでひょっこり現れたおじいちゃん。
    おじいちゃんがこの世で残した忘れ物を
    二人で探す。
    お化けだって何だって、大好きなおじいちゃんには変わりないよね。

    生意気はじめで、ちょうどじじにも素直になれなくて
    生意気ばかり言っているこの頃なので、
    この本を読んだ後、「じいじが天国いちゃったらやだ?」って
    聞いてみました。

    もちろん返事は即答で「やだっ!」と言ってくれました。

    大好きな人とも、いつかそういうお別れをする時がくる、
    だからこそ今を大事にする、
    毎日そんなこと感じる必要はないけれど、
    こんな絵本でふとしたときに思い返らせてくれる。
    とても素敵なメッセージが込められていると思いました。

    投稿日:2011/06/10

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  • じんわりと心に響く良書

    エリックの大好きなおじちゃんが道で倒れて亡くなりました。

    ママは「じいじは天使になる」、パパは「土になる」と言いますが、エリックにはよくわかりません。お葬式の日の夜、エリックの部屋にやって来たのは、おばけになったじいじでした。でも何かヘンな感じ。「この世にわすれものがあると、人はおばけになる」。二人で忘れた何かを探します。様々な思い出が蘇ります。ついに見つかった忘れ物に、目頭が熱くなり、最後にはにっこり笑顔になれるストーリー。

    身近な人との死別を、子供にもわかりやすく、明るく優しく描いています。対象は5、6歳からといった感じでしょうか。うちの娘はまだ3歳後半で、しっかりと「死」というものを理解していません。でもこの本を食い入るように見つめ、最後まで良く聞いています。彼女なりに感じるところがあるようです。「死」というテーマを親子で話し合う良い手助けになりました。もう数年待って、また読み聞かせたいと思います。そのときにはどんな事を思ってくれるでしょうか。

    エヴァ・エリクソンさんの挿絵もいいです。
    ぜひ皆さんにおすすめしたい良書です。

    投稿日:2011/01/15

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