小1の息子が、担任の先生に読んで頂き、気に入ったのか、図書館で、わざわざ司書の方に頼んで探してもらってまで借りてきた絵本です。
ひろくんは、とても好奇心旺盛な男の子です。目が身えないって、耳が聞こえないって、どんなかんじなのかと思い、実際に体験してみると、今までわからなかったことを感じて新鮮な驚きを素直に表現します。
でも、両親がいないって、どんなかんじかなあ、と思ったけれど、こればっかりは経験できないのでまだわかりませんでした。(よかったね)
障害のある人って、どんなかんじで、日々を過ごしているのかな、と想像する気持ちが生まれます。
そして、主人公のひろくんが、どんなかんじなのかは、最後にわかり、ちょっとびっくりです。いろいろなことをいつも考えているひろくんは、まるで小さな哲学者のようです。
和田誠さんの絵が、明るくていいですね。読み聞かせにすごくいい絵本だと思いました。