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わたしはあかねこ」 みんなの声

わたしはあかねこ 作:サトシン
絵:西村 敏雄
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,430
発行日:2011年08月
ISBN:9784894237308
評価スコア 4.51
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みんなの声 総数 96
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96件見つかりました

  • わたしはわたし

    自分が良いと思っていることを、周りに認めてもらえない。ましてその相手が家族であれば、とても悲しいことだと思います。
    親ねこや兄弟ねこたちにも悪気があるわけではなく、むしろ あかねこちゃんのことを思っての行動だと分かりましたが、
    読んでいて何だかとっても切なくなってしまいました。

    家を飛び出したあかねこちゃんですが、きっと最後には家族が迎えに来て一緒に帰るのだろう・・・と思って読み進めました。
    しかしそうではなく、自分の存在を認めてくれる運命のねこと出会い、新しい家族を作ってゆく・・・というラストには、とてもリアリティを感じました。

    本当は、家族とも分かり合えたらもっと素敵でしたが
    「価値観は人それぞれだから、そうはいかないこともあるんだよね。でもあおねこくんに出会えて、自分らしく生きることが出来て良かったよね」
    と、これからのあかねこちゃんを応援したい気持ちになりました。
    けれど、一番身近な存在である家族に分かってもらえないのは やっぱりちょっと切ないかな。

    私も 家族や友達に対して、一般的な視点ではなく「このひとはこういうところが素敵」とたくさん見つけられるようになりたいです。

    投稿日:2013/07/10

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  • 黒猫お父さんと白猫お母さんから生まれた「あかねこ」
    「どうしてこの子はあかいのだろう?」

    黒、白の遺伝子を引き継いできた一緒に生まれた兄妹からも
    「どうして自分たちと違うのだろう?」

    そう疑問に思うのは自然なことだと思います。

    そして家族たちは「あかねこ」をどうにか白や黒にならないものか、と頭をひねってくれるのですが、それをあかねこは「自分のあかいろを受け入れてくれないのはなぜ?」と悲しく感じるのです。

    家族はあかねこに思いやりを持っているつもりだと思うんですが、実はあかねこを傷つけていたんですね。

    ハッ!としました。

    どんな自分でも愛してくれれば幸せになれるのに。

    ありのままの自分を愛してもらえないことがこんなに悲しいことだとはおもいませんでした。

    最後に、あかねこは幸せになることができたので、ホッとしました。

    反面、少し悲しく感じることもありました。

    テーマはなかなか深刻だと思いますが、それをわかりやすく伝えてくれる良書だと思います。

    投稿日:2013/06/28

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  • 期待以上

    • あゆママさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、女の子3歳

    試し読みで読んでみました
    あまり期待せずに読んでいたのですが(すみません)
    読み終わった後、心が温まり
    子供に伝えたいことはコレ!なのだ
    と思い、購入して手元に置くことにしました

    ストーリーは
    はじめ、みにくいアヒルの子に似ていますが
    それともまた違う感じ
    親兄弟が、
    あかねこの気持ちに反してどうしてこうなんだろうと
    あれこれ試すのも共感できます

    『共感』を得られないあかねこは家を出ます
    はっとしました・・・
    子供はそのままの子供らしさでいいんだと
    それで幸せならそれが全てなのだと気付きます

    誰かとわが子を比べてしまう親御さんに
    おすすめの1冊かもしれません

    投稿日:2013/04/30

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  • 自分を好きになろう!

    ありのままの自分自身を認めてほしい。
    誰にもありますよね。
    「これが正しいこと、あたりまえのこと」という先入観を持って
    わが子に、家族に、周囲の人に接しているのかな・・・って
    あかねこちゃんのお話を通して考えて
    ちょっとドキっとしました。
    おしつけの善意は逆に人の心を傷つける。
    分かっているけれど実際はとても難しい。
    人の価値観はそれぞれだから。

    あかねこちゃんの気持ち よーく分かるけど
    大事な家族から離れて行かなくても〜
    ま、絵本なので ここはツッコミ入れる所じゃないのかな^^;

    投稿日:2012/06/08

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  • 考えさせられます

    4歳の長女に借りてきました。白猫母さんと黒猫父さんの間に生まれた赤猫ちゃん。家族はそんな赤猫ちゃんを可哀想に思いますが、赤猫ちゃんは自分の色が好き。我が家も長女が周りと違っていると、きっと同じようにしたいと思うかもしれません。でも、本人がそれがいいと思っているのなら、ちゃんと本人の意思を尊重しないといけないんだなと思わせてくれました。これからの育児にきっと役にたってくれそうです、この絵本。

    個人的には、最後に家族が出てきてほしかったなと思います。何だか分かり合えなかった感じがして悲しくなってしまいました。それで☆マイナス1にしました。

    投稿日:2012/04/26

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  • 違う=個性

    あかねこちゃん、勇気ある行動はすごい立派ですね。かごの中の鳥で終わらず、自分で居心地のよい場所を見つけて行くのは、えらいと思います。子どもにも社会において、そんな人生を切り開いていってほしい。それに、みんなと同じじゃないと不安になるのは、子育てをする親も一緒。みんなと違っても、そこが個性だと思えば、すごく楽になります。いろいろと考えさせられた一冊です。ちょっと煮詰まった時にまた、よみかえしたいと思いました。

    投稿日:2012/03/27

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  • 自分のことが好きで良かった。

    • 多夢さん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 女の子11歳

    「どうしてあの子だけ、色が違うんだろう。」
    おとうさんねことおかあさんねこの言葉に、ちょっとショック!

    でも、あかねこは、この色(赤)が綺麗で可愛くて、
    とっても気に入っていた。
    本当に、自分のことが好きで良かった。

    「色が違って、かわいそう。」
    兄弟ねこの言葉に、あかねこは思った。・・・みんなと一緒なんて、
    つまんない・・・と。
    前向きな子で良かった。

    あかねこは、別に白くも黒くもなりたくなかった。
    でも、両親や兄弟はわかってくれない。
    自分を認めてもらえないのって辛いよね。
    悲しいよね。

    あかねこは、旅に出た。
    いろんな町で暮らした。
    ある町で、あおねこくんと出会った。
    そして、赤ちゃんが生まれた!
    それも、だいだいねこちゃんにきいねこちゃん、みどりねこちゃん・・・
    みんな違う色の毛並み。
    ビックリした!
    でも、嬉しかった。
    あかねこちゃんなら、きっと素敵な子育てをしてくれるに違いない。

    みんな違う個性を持って生まれてきます。
    違っていいんです。
    それを個性として受け止められるか否か!

    広い心で、子育てをしたいものです。

    小学高学年の読み聞かせの絵本で使用しました。

    投稿日:2012/03/19

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  • 自分らしさは大事☆★

    白ネコのお母さんと黒ネコのお父さんから5匹の子ネコが生まれました。

    4匹は体に白・黒いずれかの色がついているんですが、1匹だけ赤いネコ。

    その赤ネコの気持ちを綴った絵本です。

    『自分らしさ』というものを忘れてはいけない。

    無理にみんなと同じにする必要はない。

    自分が気に入っているんだったらそれでOK。

    私はこの作品を読み、共感出来るモノを感じました。

    文章は、赤ネコがおしゃべりをしている様に描かれています。

    3歳の息子は語りかけられている立場なので

    「そうなの?」

    と赤ネコに相づちをうちながら聞いていました。

    個人的に大変気に入った絵本です。

    お話の最後、癒されました*^^*

    投稿日:2012/03/15

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  • 考えさせられる1冊です

    • ひなゆめさん
    • 30代
    • ママ
    • 広島県
    • 男の子7歳、女の子5歳、女の子2歳

    みんなと違うあかねこちゃんを見て、親ねこがよくためいきをついている。
    うん。うん。私もよくためいきをついてる。
    あかねこちゃんはそんな自分をきれいで かわいくて、とってもきにいってるのに。
    まわりはちっともあかねこちゃんのそんな気持ちに気づいてあげられず…
    みんなと同じがいいの?そのままのじぶんがいいの?
    でも「わたしらしさ」をわかってもらえないのはかなしい。
    うん。うん。確かに小さいころそんなこと思ってた。
    認めてもらえないあかねこちゃんはついにいえをとびだしてしまいました。
    最後は自分をしっかり認めてくれるあおねこくんと出会い、一人でさびしくなったりもしたけどよかった!と思えるように。

    ハッとさせられる絵本でした。

    投稿日:2012/02/22

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  • 私は私でいい!

    兄弟の中で、ひとりだけあかいねこ。
    みんなと同じ色や模様になるように、周りは一生懸命アドバイスをします。けれど、あかねこはたくましい!「そのままの自分がいい」と旅に出ます。その結果、手に入れた幸せは、これから子供が歩んでいくであろう人生のようにさえ感じられました。娘はまだ3歳ですが、あかねこが幸せになるようすを読んで、何度も何度も「よかったね〜、よかったね〜」と嬉しそうにいいます。
    みんなと同じがいいと思うときもあるかもしれないけれど、みんな違っていいんだと気付き、自分の幸せをつかめるような大人になってほしいなぁと思います。

    投稿日:2012/01/19

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