あかねこの悲しみ… なんだかドキッとしました。
私は、こどもの「個性」をちゃんと受け入れられているのかな?
あかねこの家族のように無理に曲げてしまおうとしている
ことはないかな?
みんなと違いすぎる「個性」を心配する親ごころ。
それは、世間から排除されてしまうことへの恐怖から。
あかねこが大切なのに あかねこも家族が大好きなのに
すれ違ってしまう思いが、切なかったです。
じぶんの「個性」を愛し続けたあかねこ。
胸をはって進んだ先には、「虹色」の未来がありました。
このお話の深さは、まだ理解できないうちの娘。
でも、空に架かった虹とあかねこたちの後ろ姿に
ふっと笑みがこぼれていました。
今はまだ幼いうちの「あかねこ」。
誰よりも この「個性」を愛せる親でありたいです。