『五体不満足』の著者である乙武洋匡さんが、
実際に3年間34年生を担任していた時の授業を収録したもの。
「星に願いを」努力について考える
「心のバリアフリー」多様性を認める心について考える
「犬のキモチ」命の尊さについて考える
どれも乙武洋匡さんが自分の持っている引き出しを全開して練り上げた授業です。
子どもたちの興味を引き出し、考えさせ、まとめる手順は見事ですね。
日頃築き上げたクラスだからこそ、クラスメートが自由に発言し、
お互いの意見を共有しあっています。
その子どもたちが何と生き生きしていることでしょう。
小学校中学年以上でしたら、実際に授業を受けているような印象を受けると思います。
大人でしたら、子どもたちの興味の惹き方、本音を引き出す話術などが参考になると思います。
乙武洋匡さん自らのエピソードが豊富なことも強みですね。
乙武洋匡先生の生き方そのものに、たくさんの教示があるように思います。