「どんなお話なのかなぁ〜?」と恐る恐る読み進めましたが、「あら、なんだ、私の好きな昔話とおんなじパターンのお話じゃないの」と、ちょっとうれしくなりました。
みんなが持っているものを出し合って足していったら、素晴らしく美味しいスープが出来上がって、みんなで楽しくお腹一杯食べられて・・・良かった、良かった♪
乗せ上手なフィニギンとうっかり?乗せられてしまう魔女やミイラたち。傍から見ていたら可笑しいですが、可笑しいだけだけではなく、「分かち合うこと」の良さも伝わってきました。
怖くて気持ち悪いものがたくさん登場しますが、みんなユーモラスに描かれています。主人公のガイコツのフィニギンはまぁるい顔にまんなるな目で、なんだか可愛かったです。(なので、物足りないかもしれないけれど) 「こわいもの」が好きな年ごろの子どもさんにどうぞ。