そうだった、そうだった!
ナイスアイディアがうかぶと、火花が飛び散るんでした。
なつかしーい!
♪ビッケビッケビッケは海の子バイキング♪
テレビアニメのテーマソングが
思わず口をついてでてきました。
本のビッケは、スラリとして
ちょっとお兄さんのイメージ。
ためし読みさせていただいた後
たまらず、図書館で借りてきて続きを読みました。
アニメで見ていた頃は、だんぜんビッケ応援団でしたが
今こうやって原作を読むと
自分も年を取ったせいか
ハルバルとうさんに心を寄せてしまいます。
ビッケと石運び競争をするときも
便利な文明の利器など考えも及ばず
コツコツと自分の手と足で仕事をするところ、
今どきの各種機器についていけない私を見るようで好感度アップ!
ビッケと本気で対抗するも、彼が「自慢の息子」ってところも。
イルバに頭が上がらないところもね、魅力的。
でも、そのイルバも、奥さん、お母さんの鏡。
ハルバルをどんなに言い負かしても
ちゃーんと尊敬して立てることを忘れない。
だからビッケも「ぼくのお父さんは最高」って言えちゃうんでしょうね。
お手本にしたいような一家です。
子ども達が、子供だった頃に
一緒に読みたかったな。