山小屋のおじさんが作るカレー。
そのおいしさを楽しみにしているのは、ハイキングに来た子供達だけではないのです。
おじさんは、今までカレーを食べに来た珍客について話し始めますが…?
山小屋に限らず、たくさん歩いて山の上で食べるごはんはどれも絶品ですが、このカレーはひと味もふた味も違います。
カレーが好きなのは人間だけじゃないとおじさんが子供達に話して聞かせるのですが、そのお客というのがすごい!
最初のお客に「えっ?」と目を疑い、次のお客に「ええっ!?」と驚き――次々やってくるお客さんと、出されたカレーにびっくり仰天すること間違いなしですよ。
すべて読み終えた時、題名の『とっておきのカレー』というのがどういうことなのか納得できました。
一体どんなお味なんでしょう?
お土産に分けてもらった子供達がうらやましくなってしまいました。