山小屋での背景はとてもリアルに描いてあるのに、読み進めていくと、どんどん不思議なことが起きていきます。
山小屋のおじさんが子どもたちにしたカレーを食べに来たお客さんの話は「突拍子もない絵空事」にも聞こえますが、
最後の最後に描かれているオチが「えっ、うそっ!?」と、嬉しいビックリな内容で描かれていました。
作者の北島さん自身が山小屋で働いているそうで、やっぱり実際に体験している出来事は、絵から伝わってくる世界もすごくリアルだな〜と、感じました。
内容自体は5,6歳くらいからでも楽しめると思いますが、
合宿や林間学校などで、団体で山小屋などに泊まる機会が増える小学校の4年生〜6年生くらいの子どもたちに特にお薦めしたいです。