絵本のサイズが、普通の一般的なものよりやや大きめで目を惹きました。
開くと中綴じの部分に、この物語の舞台らしい世界が描いてあって、中表紙のタイトルの下からお話も始まっていて、作者は余すところなく、この物語を(たぶん子どもたちに)発信したいんだなぁと、感じました。
絵のデッサンは特別うまくはありませんが、味のある可愛らしい絵で、登場する動物たちの個性も良く出ていて読みやすかったです。
特に、猫が大きなくしゃみをして手紙を飛ばしてしまうところが気に入ってます。
同じような言葉の繰り返しがリズミカルなので、声に出して読んだ方が楽しい絵本だと思います。
4,5歳くらいから、小学校の低学年くらいのお子さんたちの読み聞かせなどにいかがでしょうか?