1996年の「年少版こどものとも」です。
姪が大好きだったこの絵本を譲ってもらいました。
言葉も簡潔で、絵も素朴で優しい雰囲気のこの絵本、私も子供もお気に入りです。
外遊びしていたら雨がなくなって困ってしまったなっちゃんの元へ、ありさんからくまさんまで、大小さまざまな仲間たちが、それぞれ思い思いの傘(葉っぱ)をなっちゃんにかさをかしにやってきます。
なっちゃんに傘を貸してあげるページで、次のページに出てくる仲間のシルエットが描かれているので、子供は「うわー、これ誰だろうねー!」と、必ずわくわくして言います。
最後、犬のジョンがなっちゃんのかさを持ってきてくれて、みんなが一列になって笑顔になる場面では、雨が大好きなかたつむりさんも顔を出すのですが、この場面でも、かたつむりさんを見つけて、人差し指で指すのが定番です。
なんとなくどんよりとした雨の日が、楽しいと思える絵本です。