「くっついた」も持っていますが、この本の表紙、パッと見た時は三浦さんだと気づきませんでした。割とシャープで洗練されたイラストの印象があったので、今回は何だか手書き風というか、懐かしい感じのイラストで・・・
色も、オレンジと黒がベース。カラフルではありません。
ところが、読んでみてビックリ!!!
これ、まさに3歳の息子が毎日公園の砂場で遊んでる世界そのまんまなんです!
砂場を足で蹴散らしたり、踏みつけたりしながら「ショベルカーが来ました!!」と熱中している息子。彼の中ではきっと自分がショベルカーになってるつもりで、それを絵にしたらまさにこの本!!
息子はもちろん、始めて見た時から大喜びで何度も読んでほしがりました。
自分達の空想の世界を上手に絵にしてもらって、それでまたヒントを得てより遊びの中の空想の世界が広がって行く・・・とってもいい絵本だと思います。
ごっこ遊びができるようになって、乗り物が好きならきっと楽しめると思いますよ。
色使いがシンプルなのも、子供たちそれぞれの空想の世界を邪魔しないという点でとても素晴らしいと思います。