小学2年のぼくと、1年の妹のまほちゃんのお話です。
まほちゃんはお兄ちゃんが大好きで、休み時間もお兄ちゃんのクラスに遊びに行きます。
まるでお兄ちゃんの応援団長みたいに、お兄ちゃんのすごいところを、先生や友達に話してあげます。
とてもそれが恥ずかしいお兄ちゃんですが、自分がおたふくかぜになり、治ったら まほちゃんに移ってしまいます。
お兄ちゃんが一人で学校にいる時の、寂しい物足りなさがよく描かれていて、妹が大好きなんだというのが、伝わってきます。
娘も兄がいるので、この絵本の気持ちがよくわかるみたいです。
まほちゃんが、すごくショートカットで男の子みたいに描かれているので、題名が「かわいくないいもうと」なのかしら。
わたしは、まほちゃんが もう少し女の子らしく かわいく書いてあるほうが好みかも。