表紙の絵を見て、あまり気が進まなそうな息子でしたが、
一回読んであげると、すっかりはまったようです。
鬼って怖いですよね。
人間を食べちゃうイメージ。
でも、この鬼たちの
「人間においしいおにぎりをたべさせてやりたい」という
健気な姿に心を奪われます。
それにしても、鬼たちが握るおにぎりのおいしそうなこと!
この絵本1冊で、作者の方は何個のおにぎりを描いたんでしょう。
一つ一つ違うおにぎりの形や色に、
思わずお腹がグーっとなりそうです。
最後の「オニじゃないよおにぎりだよ」のシーンの、3びきの鬼たち。
かわいい!
手元に置いておきたくなる絵本にまた出会いました。
シゲタサヤカさんの作品は今回初めてなので、
ぜひ他の作品も読んでみたいと思います。