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おにぎりが大好きなおにたち。
人間の忘れたおにぎりを食べてそのまずさにびっくり。
そこでおいしいおにぎりを作って人間たちに
食べてもらおうと町へとおりていきますが・・・?!
おに達がおにぎりを作っている絵が好きです。
カラフルおにぎり、たらこ、きのこ、さけ・・・
大量に出てくるおにぎりを見るうちに
なんだかおにぎりを食べたくなります。
またおかしいのが、おに達自身が、
人間に恐れられているのを自覚しないこと。
「うしろにおばけでもいたのかな」
「おばけはこわいもんな〜」
いやいや、あなたたちですから!
と何度もツッコみたくなります。
コミカルな絵におに達の性格がぴったりで、
最後のオチもふふっと笑ってしまいました。
普段おにがこわい!という我が家の息子も、
このおかしさ楽しさにふっと笑顔になりそうな絵本です。
今度は実物を借りてきます。