私の記憶にあるももたろうでは、桃はどんぶらこ〜と1個流れてくるというものだったのですが、この本では「つんぶら」で川いっぱいの桃が流れてくるというのには驚きでした。
昔話なので何が正しいとかないのでしょうね。
これはこれで、なんとも楽しい話でありだと思います。
話がリズミカルでテンポが良く、子供も集中して聞いてくれそうな気がします。
絵もシンプルで分かりやすくて良いです。
力強い絵からも見てとれるように、勇敢でたくましいももたろう。
悪い鬼を退治しに仲間とともに立ち向かう勇気や、宝物を村の人たちに返してあげる優しさ。昔話には大切なことがたくさん込められているので、子供には積極的に読んであげたいと思います。
息子にも何か感じとってもらえたらいいなぁと思う絵本です。