「いないよいないよいませんよ むしのかくれんぼ」 みんなの声

3歳11ヶ月の息子に読んでやりました。最近、虫に興味がでてきたらしく、時々泣くこともありますが、触れるものもでてきたので読んでみました。いやー、かくれんぼが上手ですね、こういう虫は。本当によくできています。かくれんぼのおにが見つけられないのも当然。でも、そのおにもすばらしい隠れ方です。感心の連続です。

とてもリアルな絵なのがびっくり。息子も一緒に隠れている虫を探すのが楽しかったみたいです。実際には、こんなに触ったりすることはまだできないと思いますが、一生懸命どこにいるのかだけ探していました。名前を覚えるとか、どんな種類なのかとかはもう少し先のようですが、こういうかくれんぼから虫に興味をもたせるのもひとつの方法かな、と思いましたよ。

かくれんぼしていてもなかなか見つけてもらえないと心配になってしまう経験（？）があったかなあ？隠れるの下手な私は直ぐに見つかってしまう方だったような気がします。それにしても虫さんたちは、隠れるのが上手だとおもいました。草や花の中に本当に上手く隠れるので感心しました。鬼さんも「いないよ　いないよ　いませんよ」を素直に信用してるのが笑えました。コノハチョウさんも見事に隠れてしまっていましたよ！鬼さんが疲れてしまったのもわかる気がしました。

虫の仲間が集まって、かくれんぼをするおはなし。

オニは、綺麗なはねのコノハチョウさん。
隠れたみんなを探しますが、どこにも姿が見えません。

草や花と一体化して、虫たちが隠れています。
じっくりと絵を見ていると・・・

みんな隠れるのがお上手♪

コノハチョウさんが去ったあとに、虫たちが現れます。
虫たちの名前が書かれているので、勉強にもなります。

ひとつ、私もびっくりしたのは、コノハチョウさんのこと。
コノハチョウさんも、実は擬態することが出来るのですね。
驚きました。
これが、このおはなしのキーポイントになっています。

最後のページの虫たちの表情がいいです！

ふくざわゆみこさんの優しい絵。虫たちが可愛いです。
子どもと一緒に探す楽しみがある絵本です。

2歳の孫へ読んでやりました。虫さんのかくれんぼの本です。「いないよ　いないよ　いませんよ」のフレーズがとても面白くって孫もハマッたようです。色鮮やかで細かいイラストも素敵でした。探しもの大好きの孫も一生懸命探していました。沢山の昆虫が出てくるので孫にはとても良かったです。

登場虫の細かな名前が載っているので、虫好きな子なら形や色、どうやって身を隠すかという習性と名前をすぐ覚えることでしょう。
娘はそこまで興味を持たなかったようですが、知っている虫が出てくるとへ〜〜〜と感心しきり。必死で探して、蛍のページまで探していました。
身近な虫でかわいらしく、でもリアルな絵で楽しい本です。３歳頃からいけそう。
生態とお話を上手にミックスしてあるなぁと思いました。

「クマさんとヤマネくん」シリーズが有名なふくざわ　ゆみこさんの作品です。
表紙が奇麗なので読んでみました。

コノハチョウがオニになって、隠れた虫たちをさがすという物語なのですが、何ともその擬態が見事です。
最終ページには、丁寧に虫たちが隠れた場所も表示してあり、虫たちの生態に興味を抱かせることでしょう。
教育ＴＶとかでも見たことがありますが、擬態ができる虫たちがこんなにいると壮観ですね。

その擬態をふくざわさんが、それは上手に描いていて、大人でも中々見つけられない位です。
しかも、デフォルメの仕方が、実物とアニメの丁度良いバランスのところでおさえてあるので、子供にとってたまらない作品になっています。

最後のオチも楽しめるので、この夏休みにオススメの作品です。

擬態した虫たちをコノハチョウと一緒に探します。虫たちには一つ一つ名前がふられているので、虫好きでなくてもよくわかります。子どもと一緒に「どこにかくれているかな？」と探しました。

単なるかくれんぼではなくて、物語要素もあるので、楽しめました。私のように虫はあまり好きでないというお母さんも、お子さんと一緒に楽しめる絵本だと思います。

おおきなクマさんとちいさなヤマネくんシリーズで大好きになったふくざわゆみこさんの絵本だから・・・と
私が思わず手にとって眺めていたら
横で見ていた娘が即ハマりました。
これは擬態をした昆虫たちをさがす絵本なんです。
さがし絵本が大好きな娘にはたまらなかったようです。
一番気に入ったページは洞窟の中。
キラキラ光るイラストに釘付けでした。
コノハチョウさんがオニになって他の仲間を探すというお話なのですが最後のオチも可愛くひねってあって楽しめました。

むしたちの大かくれんぼ大会が描かれています。

おにはコノハチョウさん。
紫色のきれいな羽の蝶々です。

草むらに、川べりに、花畑に、むしたちがかくれんぼ。

みんなとても上手に隠れるのでコノハチョウは疲れてしまいました。

子供達はコノハチョウと一緒に目を凝らして虫を探します。
次のページには虫の名前が書かれているので
しらない虫でもよくわかります。

何度も何度も眺めていました。

虫というものに、そこはかとない恐怖を感じている私。
特に、擬態している虫などを見たときには、総毛がたってしまうほどです。
虫たちの擬態がみとれるほどに見事で。でも、かえって、そこが怖い。
たとえるなら、ホラー映画を見ていて、おばけなんかいない、とほっとしたヒロインの背後にしのびよる、黒い影をみて叫びそうになる、そんなかんじでしょうか…
（すまんよ、虫）

いないよ　いないよ　いませんよ
この絵本は、虫の擬態をかくれんぼと称して見せてくれる絵本です。
とても丁寧に描かれているのですが、ちゃんと絵本の絵で、可愛らしく表現されているので、
こちらは恐怖をかんじることがありません。
自然のなせる業に、心から感心します。
子供も、興味しんしん。
最近興味の出てきた虫と、さがし絵本のコラボレーションですから、
興味をひかれないはずがないのでしょうね。
私のように、虫が怖いお母様にも、安心しておすすめできます。