「ろけっとこざる」 みんなの声

インクを掃除しようと粉石けんをかけてその上から水をかけるジョージ、これは絵本だけのことだとジョージってすごいなあと思って読んでいました。

その後、霧吹きで床を掃除していた息子が、床に水たまりを作っていたり、「お母さんは入ってこないで」と言った息子がお風呂でシャンプーを泡立てて泡風呂にしていたのを見て、うちにもジョージがいると思いました。

ジョージって子どもがしたいことやりたいことをやってしまうところが、子どもに絶大な人気があるところなんだろうなと思います。息子はジョージがロケットに乗ることよりも、お掃除の方が興味があるらしく何回も一人で読んでいました。

洗剤で部屋の中が泡だらけ。おもしろーい！
やぎがでてきたり、豚がでてきたり、うしがでてきたり、
じょーじがいたずらを次から次へとしていく・・・。

でも、わいずまんはかせからの手紙でろけっとにのることに。
さすがのじょーじ。実験は大成功。
またもや大人気のじょーじ。
やっぱりじょーじは大人気じゃないとね。
メダルももらって大満足のじょーじ。
ぜひ、そんなじょーじをみてください。

とにかく一つの事を直そうと、後先考えずに努力するジョージがかわいらしいです。
結局はそれが裏目に出てしまうのですが、子供のいたずらの尻拭いとはそんなものかもしれません。
まさにジョージは、子供そのもの。

最後には、名誉あるロケット飛行士を頼まれるジョージ。
大人から見れば、少々現実離れした展開ではありますが、息子はとても喜んで聞いていました。
子供にとっては、夢があふれるお話だと思います。

下の息子はこの本を借りてきてから、昨日読むまでに、何度も何度も開いて見てました。
字は読まないで、絵だけを見ていたのですが、
一つ一つ確認するように聞いていました。
「家に帰ったら、おじさんに怒られちゃう〜」というような事を言っていたのですが、
昨日読んで、お部屋は親切な隣のおばさんが、何時間もかけて片付けてくれたことが分かりました。
これは読まなきゃ分からなかったことですね。

私の中で「なぜ？」が残りました。
なぜロケットにジョージが乗ることになったのかは分かるのですが、
なんのために宇宙へ行ったの？
なんの実験？
「宇宙飛行」っていつしたの？
絵本にこういう疑問を持ってはいけないかしら？
ロケットに乗る前までは、楽しめたのですが…。

この本も長かったです。２０分くらいかな？

おさるのジョージが騒動を起こす展開は毎度おなじみ…といったところですが、子供にとっては純粋に楽しめる面白いお話。
好奇心旺盛なジョージが「次は一体何をやらかすの？」とハラハラドキドキ、息子は目をキラキラさせてお話を聞いています。

ただ、大人の目線から見るとジョージのいたずらは笑って許せるレベルじゃないのが難しいところ。
宇宙から帰って来たから万事オーケーとはいかないでしょう。
絵本は絵本、普段の生活とは違うということをきちんと教えた上で楽しめば大丈夫かな？

年中の息子が、「今日、この本読んでもらったから、お母さんも読んで・・・」と。
年中には、少し長めのお話かなと思いましたが、読んでいくうち、長さは気になりませんでした。
むしろ、こざる君のこと、ハラハラしたり、ドキドキしたり、そんな感じで読んでいました。
男の子は、乗り物が大好き。ロケットの登場で、結構喜んでいました。
最後に首に掛けられた金メダル、最近息子も体操教室のマラソン大会で金メダルを頂いたので、
「こざると一緒だー」
と超大喜び。良いタイミングで出会えた本だと思いました。

ひとまねこざるシリ−ズ中の一冊。
今回はおさるのジョ−ジが部屋にインクをこぼして洗剤でごしごしして、なんと水で流してしまいます。
こんな大騒動を起こすジョ−ジはキャラクタとして、とても愛着があり、何かしらしでかすジョ−ジの騒動は、子供のみならず大人も楽しんで読めます。
うちの娘には早かったようで、絵だけで楽しんでます。

子供の頃、ワクワクしながら何度も読んだ思い出の１冊なのですが、今自信を持ってすすめられるかと問われるとそうとも言えない。ミサマナのママさんのように、ちょっとやりすぎだよ〜とも思うし、終わりよければすべてよしじゃないよね〜とも思う。
でも、子供の視点で見ると、この本は間違いなくおもしろくて、じょ−じは次は一体何をやらかすんだろうとワクワクするんです。好奇心の固まりみたいなじょ−じは、決して誰かを困らせようとか、いたずらしてやろうと思って悪さをしてるわけじゃないんですよね〜。かといって、人のいいおじさんの監督不行届を責めるのも気が引けるし・・・。
私があれこれひとりで考えてても仕方ないので、皆さんもぜひ読んでみて、感想を聞かせてくださいね。

しりたがりやのおさるのじょーじに届いた手紙から、いろんなことが起こります。ペンで字を書いてみたくなりました。ところが、インクが大洪水。掃除のつもりで洗剤を撒いてみました。そして、水。ところが、ぶくぶく部屋中が泡だらけ。そうだ！と次々にそれを解消するためにすることがどんどん大きなことになってしまうのです。こんなじょーじですが、実は、ロケットにのるパイロットに選ばれたのです。さてさて、うまく、役割をはたせますでしょうか？
とにかく、次は何をするんだろう？？？と思ってしまうくらい楽しいお話です。

おさるのジョージがいつものように好奇心にかられ、騒ぎをおこします。でも、他人の物をかってに持ち出したり、公共の物をこわしてしまったり・・・最後に宇宙から帰ってきたから、えらいサル？家では、ルールの守れない子は、おサルのジョージちゃんと呼んでいます。