どろだんごの作り方から遊び方まで、とても丁寧に描かれている本です。今、どろだんご作りにはまっている子供が読んだら、きっと夢中になりますよ!
泥のスープやクッキーを作ったり、おにぎりみたいに中に石ころをいれてみたり、遊びがどんどん広がっていくのが、子供の遊びの世界をすごくよくとらえています。
出来上がったどろだんごを、上から落として硬さ比べをしたり、坂の上から転がしっこをしたり。土と水だけでこれだけの遊びが広がるのだなと、とても感心しました。また、「ひび」が入ってしまったときの修繕の方法まで書かれていて、まさに至れり尽くせりの一冊です。
私自身は上手にどろだんごが作れないのですが、そんな私でも、作ってみたいなと思わせる絵本です。どろだんご作りの現役ばりばりの子供たちが喜ぶこと、間違いなしです。