「スパゲッティになりたい」 みんなの声

このテイストの絵本が好きで（前回何を読んだかや作者さんまで覚えてなかったのですが）図書館で見つけたので借りてきました。

発想が自由でピョンピョン飛んでて読んでて爽快になるくらい気持ちいいです。

子供はこれくらいじゃなくっちゃ〜！って私は思って読み聞かせてたのですが、娘達は私ほどはまらなかったようです。

でも私はこういうシュールというかスッキリしてる絵本大好きです。

「○○になりたい」っていうと、
たいていは、
ヒーローだったり、どうぶつだったり、
生きているものを想像すると思うんですよね。
でもこの本は、「生き物じゃないもの」になりたいんです。
なんか、新鮮な発想だな☆って思いました。
わたしなら何になるかな？
「○○になりたい」ってことは、
○○の特徴や良さを考えるので、物に対して愛着が沸きそう♪
いつもと違う視点で「物」をみることが出来ました！！

すんごく可愛い表紙に惹かれ手にとりました。
見覚えがある絵だけれど、１００％ＯＲＡＮＧＥ　って書いていない？！私は表紙や裏表紙を何回も見直してしまいましたが・・・
やっぱり、あのふたりの作品でした。

可愛い男の子が　なにになってみたいか？を考えます。
スパゲッティになりたい、どうしてどうして？
そしてその絵のキュートなこと！
カラフルで、元気で　ポストカードにしたくなるよな絵です。

はさみになりたい！
長女は「足がはさみぃ〜？」って　楽しんで読んでいました。

工作がしたくなる、遊びたくなる、元気になれる絵本です。

「ぼくはね･･･○○になりたい！」と男の子がスパゲッティや歯ブラシなどになりたいと創造していくお話。
うちの子のお話にも、よくこんな空想話があって、主人公の男の子の空想が何か息子みたいに見えてしまいました。

このお話の面白いところはスポーツ選手とか宇宙飛行士とか職業でなりたい！とか動物とかではなく、本当身近なモノになりたいと思うところ。
子供のちょっとしたこだわりがきらっと光っている作品だと思いました。
でもうちの子には、そんな創造力がないのか、最初の方では「何でスパゲッティなの？？」みたいな感じでした。