1961年初版のレオ・レオニさん三作目の作品だそうです。
浜辺にある石にはたくさんの想像の世界があるんですねぇ〜。
言葉をやっと発するようになった息子との散歩の途中、道端でかがみこみ小石を拾って、解説をしてくれた息子。
息子の目には、うさぎさんに見えたりおもちにに見えたりとさまざまでした。
一緒にしゃがみ小石たちに見入っていると、そう見えてくるから楽しい。
子どもの遊ぶ想像の世界の奥行きの深さに、ジーンとした記憶が蘇ってきます。
小石の中に顔があり、数があり文字があるんです。
中でも、小石をいくつか組み合わせて作られる生き物たちが気に入りました。
この作品は、海へ出かける前に大人の方にまず読んでいただきたいと思いました。
確かにあった私たちの想像力を目覚めさせ、お子さんと浜辺で楽しんでみてはいかがでしょうか。