黒い縁取りでくっきりと子猫が描かれています。
後はグレイの色調で、カラーではありません。
だからちょっと地味に感じるかもしれません。
子猫が初めて見たまんまるなお月様。
それがミルクの入ったおボウルに見えちゃったからさあ大変!
舐めようとしたり、木に登ってジャンプしたり
一生懸命ミルク入りのボウルに届こうとする子猫。
お話はただひたすら月を追いかける
(子猫はそう思っていませんが)ミニ冒険物語。
同じ作者の「おしゃまなリリーとおしゃれなバッグ」
「いつもいっしょ」を読んだことがあるのですが
ぜんぜん違うイラストに驚きました。
新しい作品なのに作風のせいか懐かしい感じのする絵本でした。