「ありがとう へんてこライオン」 みんなの声

長新太さんの作品ということで手に取りました。
「へんてこライオン」という題名そのまま、
ショートストーリーが数本展開していきます。
第一印象では「子どもの絵？」。
お話を読めば、大人はその発想に唖然でしょう。
ポコポコ歩いていたゆうちゃん、
テクテク歩いていたしんくん。
この二人がへんてこライオンに会うバージョンが暖色系、寒色系で
展開していきます。
へんてこライオンの変身ぶりはすごいです。
ここまで想像の働く長新太さんに拍手です。
自由に想像して自由に描くって実はとても難しいことです。
へんてこライオン、ついつい次の行動を期待（？）してしまいますね。

ナンセンスなへんてこライオンシリーズの中の一冊。
この絵本には、ゆうちゃんと、しんくんの二人が交互に登場して、へんてこライオンの相手をします。
ゆうちゃんが出てくると、ピンク色の空で、しんくんが出てくると水色の空に変わります。ちょっと不思議な感じがしますね。
へんてこライオンは、いろいろなものに変身します。
まさに変幻自在、でもなぜ変身するのかは、おそらく意味がないものと思われます。
どうぞ、その変身ぶりを親子で堪能しましょう。
私達を楽しませてくれて、ありがとうライオン。
ありがとう、長新太さん。

へんてこライオンシリーズ第五弾。
今回もどんなへんてこな変身を見せてくれるのかとワクワク。
しょっぱなから、しんくんのおかあさんとは！
う〜ん。なかなかやるな〜。しんくんも困っているじゃないの。
その他、カレーライス、くつ、飛行機と変身してくれます。
私はありえな〜い、という展開が楽しいと思いますが、うちの子どもたちは、まだ
ナンセンスな話が楽しい！とか、ププ･･･と笑うつぼがわかっていません。
ライオンが変身することは楽しいけれど、言葉の意味がひっかかるらしく、
「なんでそう言うの？」「どうして？」と疑問がでます。
もう少し大きくなって、ナンセンスなことが面白いと思えるようになったら、もっと楽しいと思います。