このシリーズでは、結構、ストーリーが私が知っているのとちょっと違うぞ?というものがあったのですが、この『わらしべちょうじゃ』は私が小さい頃に読んだものと同じで、読み終わった後に、何故だか安心感が湧きました。
絵もシンプルでしつこくなく、そして、今では目にすることがあまりない、「わらしべ」とか「たんもの」などがちゃんと描かれており、子供にもイメージしやすいのでよかったです。
後ろについている「しおうす」の話も、息子には納得のいく話だったようです。海は何故しょっぱいのかというような話は、海に面している国ならこのような逸話があると思うのですが、これが日本を代表する逸話であることを知るきっかけとなりよかったなと思います。
将来、もし息子に海外交流する機会が訪れ、日本の文化やその他を紹介する時に知識・話題の1つに出来るのでは?!と思うと、親の私がなんとなくワクワクした気持ちになりました。