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だいじょうぶだよ、ゾウさん」 みんなの声

だいじょうぶだよ、ゾウさん 作:ローレンス・ブルギニョン
絵:ヴァレリー・ダール
訳:柳田邦男
出版社:文溪堂 文溪堂の特集ページがあります!
税込価格:\1,650
発行日:2005年11月
ISBN:9784894234383
評価スコア 4.79
評価ランキング 450
みんなの声 総数 65
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65件見つかりました

  • ありがとう、ネズミさん。

     作者の献辞に「どんなことにもひるまないで生き、とりわけ あの世への旅だちをおそれなかった母へ」とあります。

     誰にも必ずある旅だちを、作者のお母さんのように、絵本の中のゾウさんのように、自然なこととして受け入れられたらいいな思います。

     願わくばその時、ネズミさんのように、寄り添い、手助けしてくれ、「だいじょうぶだよ」と声をかけてくれる人がそばにいてくれたら有り難いな、と思います。

     普段に読むというよりも、何かきっかけがあり、子どもたちと一緒に「死」への理解を深めたい・・・、そんな時に、読みたい絵本です。大事なことを教えてくれる絵本です。

    投稿日:2016/11/07

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  • 心温まるお話

    仲の良いお年寄りのゾウさんとねずみさんのお話。年を取って、だんだんと目が見えづらくなったり、耳が聞こえづらくなったり、食べ物が食べられなくなってきたゾウさんのために、ねずみさんがあれこれと世話をしますが・・・家族のいるところへ帰りたいと願うゾウさんのために、ねずみさんは大きな決断をしました。友達のことを思いやる優しい気持ちが伝わる絵本でした。

    投稿日:2016/11/06

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  • 涙が出そうになりました

    こんなに素敵な絵本が有ったんですね、びっくりしました。読み進めていくうちに目に涙が溜まってきました。生きるという事の大切さ、そして儚さ、そして精一杯生きることの大切さ、そして友達を思う優しい気持ち。すごく上手くこれら全てがまとめられている本だと思いました。すごく切なくて、凄く悲しい本だけれど、友達の本当の愛が凄く感じられて心が熱くなりました。こんな素敵な本は絶対に子供たちにしっかり読んで欲しいな、そう思いました。友達と離れてい待ったけれど、そこを我慢して、友達のために尽くしてあげる。本当にねずみくんは素晴らしいぞうさんのお友達だと思いました。素晴らしい1冊に出会えた事をとても嬉しく思います。

    投稿日:2016/11/01

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  • 死による別れは,生きている限り誰でも経験するものです。
    その寂しさや切なさは想像を遥かに超えるものかも知れません。
    この絵本は,老衰によって死に向かうゾウとその友達のネズミのお話です。
    「老衰」というところが,結末をどこか温かく幸せなものにしていると思いました。「これでよかったんだ」と読み手も思えます。
    老衰まで生きられることの幸せ,多くの人が老衰まで自分の人生を全うできたら本当にいいな〜と思う絵本でもありました。

    投稿日:2016/10/23

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  • 死は生の延長

    5歳の息子と読みましたが、息子がかなり気に入ったようで、
    三晩連続で読みました。
    「死」について考えさせれる絵本。
    息子にとって「死」は本当に遠い世界。
    彼が「死」というものを感じるいい機会でした。

    ただ、彼はゾウさんが死んだ、とは受け取らなかったようでした。
    でも、それはあながち間違っていないのかもしれません。
    死は生の延長なのかも。
    また、彼は裏表紙の裏の見開きで、ネズミが鳥と出会いったのを見逃しませんでした。
    そして、橋の向こうの緑の木がゾウさんの形をしているのも。

    ゾウさんとネズミの素敵な関係もいいですね。
    いろいろ考えさせられました。

    投稿日:2016/10/20

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  • だいじょうぶだよ

    • まことあつさん
    • 30代
    • ママ
    • 新潟県
    • 男の子4歳、男の子1歳

    まだ死なんてよく理解していない4歳の息子。

    でも、大人の私だってまだ死を受け入れられない。
    まるでねずみさんのように、
    きっと身近な人に死期がせまっても
    かたくなに受け入れないかもしれない。

    でも、だれでも死と向き合って生きていて
    わたしもねずみさんのように
    「だいじょうぶだよ」といってあげれるような
    そんな心の成長をしていきたい。

    もし私が死にそうになっても、
    遺していく家族のことが気になるし、
    そんなときに「だいじょうぶだよ」と
    言ってくれたらきっと少しは安心できると思うから。

    うまく書けないけれど、
    心にじーんと残るお話でした。

    投稿日:2016/10/16

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  • いつかねずみさんに、そしてぞうさんに。

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子5歳

    5歳の娘と一緒に読みました。

    「死」ということは理解できていても、
    身近な人の死は経験をしたことがない5歳の娘。

    私もまた、自分の祖母や両親が健在で、
    お別れとはまだまだ、と思っている今日このごろ、
    この絵本を娘と一緒に読んで、
    そして、死期の近いぞうさんとの毎日の中で、
    いつかはやってくるぞうさんとのお別れを受け入れられるくらい、
    立派に成長していくネズミさんを見て、
    娘はいうまでもなく、私自身も全然、ネズミさんほどの成長を遂げていないと思わされた一冊でした。

    ぞうさんのためにつり橋をしっかりと修理してあげるねずみさんの姿。
    ぞうさんはきっと、そんなねずみさんの姿にすっかり安心して、
    つりばしを渡ったことでしょう。

    ぼくのおとうさんもおかあさんも、みんなあそこにいるんだ。
    そう穏やかに語ったぞうさんの姿もまた、忘れられません。

    私自身がねずみさんになる日もぞうさんになる日も、
    いつかきっとくる。
    その時にこの絵本のねずみさん、ぞうさんのようになれたら。
    深くそう思わされた一冊です。

    投稿日:2016/10/19

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  • 胸がいっぱいになりました

    年老いたゾウと幼いネズミ。
    ゾウとネズミの姿が、じぶんの親や子、家族と重なり、胸がいっぱいになりました。

    少しでも長生きしてほしい、少しでも長生きしたい…そんな思いが溢れてきます。

    思いやり→成長→自立→思いやり。
    寂しいけれど、優しさに溢れた素晴らしい別れ。

    安心して旅立ってもらえるように、安心して旅立てるように…。
    残りの人生、そんな風に生きたいです。
    じわっ…と心に沁みるお話でした。

    投稿日:2016/10/17

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  • 「死」と向き合う

    私と夫の両親はまだ健康で健在ですが、私の祖母、祖父はずっと昔に亡くなりました。

    その時の私は10代で、自分の勉強や部活動や受験などで頭の中がいっぱいで、お葬式ではさんざん泣いたりしましたが、「死」というものにあまりちゃんと向き合わなかったような気がします。祖父も祖母も遠くに住んでいて何回かしか会った事がなかったのも影響していたかもしれません。

    なので、このような「死」と向き合うことをテーマにした絵本に出会うと、動揺が大きく、とても子供に読んできかせてあげられるような余裕が自分にないことに気がつきます。

    子供たちよりも前に、まず自分がまだ向き合えてない。。。

    小さな小さなねずみくんにとても励まされ勇気をもらいました。

    送り出す強さ。相手を想えばこその究極の愛ですね。

    投稿日:2016/10/09

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  • だいじょぶだよ、ネズミさん

    • じっこさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 女の子5歳、男の子1歳

    死期を迎えたことを悟っている年寄り象と、それをなかなか受け入れられない若いネズミのお話です。しかし、幼いネズミも成長し、象の老いを目の前にして、だんだんと象が「ぞうのくに(あの世)」へいくことを理解することが出来ました。そして象が安心してぞうのくにへいけるようにお手伝いをします。ネズミも象もどんな気持ちだったんでしょう・・・。
    どんなときも自分を守ってくれて、一緒にいろんなことを楽しむ存在がいなくなるんです。もう二度と会えないんです。簡単に受け入れられるわけありません。想像しただけで悲しすぎます。いつかは誰にでもそんな日が来るんだとしても。
    一方的に守ってもらい頼ってばかりの存在だった両親の健康を心配するようになったのは、両親が老いていくのを寂しく感じたのはいつからでしょう。元気でずっと一緒にいてほしいけれど、それが叶わないことはもう大人だからわかっています。私はネズミのようになれるのかな・・・。
    ネズミの次には象にもならないといけません。人間は歳をとると、自分の老いや死と自然に向き合うことが出来るのでしょうか。私もネズミに手伝ってもらい、「ぞうのくに」ならぬ「にんげんのくに」へ行くときが来る。どんな気持ちになるのかは、私にはまだまだわからない。でも、ひとつわかるのはにんげんのくにへの橋を渡るとき、きっと、ネズミの幸せを全力で願っているであろうこと。いつかその日が来るまで、ネズミを精一杯愛したいです。

    投稿日:2016/10/02

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