あー、面白かった!前作よりもこぶたが逃げ出す理由が自然で、引っかかりなく一気に読める感じ。私はこちらの作品の方が気に入りました♪
足が遅くて(ブタよりも遅い)一度もブタを食べたことのないオオカミがキツネ博士からもらったのは「ぶたのたね」。
今回は鉢に植えて大切に育てます。翌日には芽が出て、その次の日にはどんぐりくらい、さらに翌日にはレモンくらいの大きさになりました。ここでもう我慢できなくなったおおかみは、ブタたちを食べようとします。
ここで、「まだ、小さいやん!」と突っ込んだのは我が家だけではないはず‥。
結末はちょっとオオカミに同情してしまいます。
でも、オオカミに対する絵本ファンの認識を変えたという点で、「あなたの功績は非常に大きい!」と言ってあげたいです。