夜空に浮かぶ花火は大人も子どもも釘付けになります。
しゅーっと空に向かってまっすぐあがる一本の火が空という大きなキャンパスで一瞬にして大きな大きな円を描いて何色もの色と音で心を揺さぶられます。
そんな花火がとてもきれいなタッチで描かれています。
小さな子ども達の読み聞かせで読んだのですが、中には大きな花火をまだ見たことがないという子どもさんもいます。
でも、繰り返しの絵本ですので、何ページか読み進めるうちにしゅー・・っとあがっていく次のページは花火が開くということがわかってくるので、ドキドキした面持ちで夢中になってくれました。
小学生の娘が、夏休みの絵の宿題の時にも花火を描きたいと行っていたときもこの絵本の色使いを参考にしたと話していました。
小さな子どもさんにもお勧めの一冊です。