世間では妖怪が流行っていますが、こちらの妖怪はまた全然趣が違います。
それでも、自分も幼いころに良く見ていた鬼太郎なので、何の気なしに借りて読んでみました。
低学年女子ですが、驚いたことにそれ以来思いっきりハマりました。
絵が不気味なこともありますし、お話自体もちょっと怖い部分もありますが、それでも「面白い!!」と言います。
この本はカップラーメンができてから、「たぬきそば屋」の商売がうまくいかなくなった妖怪だぬきと、鬼太郎のお話です。
鬼太郎の話は、妖怪になってしまった背景が描かれていたり、人間の欲が事件のきっかけになっていたり、と大人が読んでも考えさせられるものが多いです。
悪者が、単純に悪ではないところが魅力だと思います。