鈴木まもるさんの「ピン・ポン・バス」をこよなく愛しているバス好き少年の息子のために選んだ1冊です。
「働く車」が大好きな男の子なら、おすすめの絵本です。
鈴木まもるさんは、他にも、乗り物の絵本の絵をたくさん描かれているけれど、これは、ちょっと趣の違う、あわい色使い。
これが、なかなか雰囲気が出ています。
クレーンといっても、働く場所も、運ぶものもいろいろ。
クレーンというと、工事現場にあって荷物を運ぶもの、くらいしか浮かばないけれど、運ぶものは荷物だけではないんですね。
動物園でぞうさんを吊り上げ、高いビルの屋上に花壇を運ぶクレーン。
あぁ、なるほどなぁ、こういう時にもクレーンが活躍してるんだなぁ、と。
そんなクレーンが大好きで、大きくなったらクレーンに乗りたいという男の子。
まさに、わが息子そのもので、ほほえましいです。