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あっぱれ!われらのてんぐさま

あっぱれ!われらのてんぐさま(フレーベル館)

ある日、てんぐさまの自慢の鼻におできができて…?

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あなたをずっとずっとあいしてる」 みんなの声

あなたをずっとずっとあいしてる 作・絵:宮西 達也
出版社:ポプラ社
税込価格:\1,540
発行日:2006年01月
ISBN:9784591089842
評価スコア 4.77
評価ランキング 646
みんなの声 総数 119
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119件見つかりました

  • 親だからこそやっぱ泣ける

    このシリーズ、どれも大好きです。
    特にこの絵本は親だからこそ分かります。
    そしてこの頃悲しい事件が多かったからこそ、余計この絵本が心にしみました。

    マイアサウルスのお母さんの思い、その愛情にいっぱい包まれて育ってきたティラノサウルス。そしてタマゴをなくしたティラノサウルスの父の気持ち。
    どれを思っても本当泣けてきます。

    読んでいて本当切なくなるし、あまり声にだして読みたくないくらい。だって、グズグズになってしまって、読めないんですもの〜。
    それでも読んでもらいたい、息子に読んであげたいと思う作品です。

    そして私も「あなたをずっとずっとあいしている」、この気持ちを息子にずっと伝え続けていきたいです。

    投稿日:2006/07/12

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  • これはやられました。

    • まりん♪さん
    • 30代
    • ママ
    • 福岡県
    • 女の子14歳

    落ちていたたまごを心配し、自分のたまごと一緒にあたためるマイアサウラのお母さん。
    生まれた子どもが天敵のティラノサウルスだとわかっても変わらず愛しつづけるお母さん。またその愛にこたえるように心優しく育つティラノサウルス。
    最後はティラノサウルスは自分がマイアサウラではないことを知ってしまいますが、そこには新たな出会いが・・。
    お母さんの子どもに対する愛がとっても優しく温かくえがかれていて・・・だからこそとっても切なかったです。
    ティラノサウルスの心の葛藤もすごく伝わってきました。
    何より親子は何があってもずっと親子なんだ・・と改めて実感した素晴らしい絵本でした。

    投稿日:2006/06/23

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  • 素敵すぎます☆

    • PIROさん
    • 30代
    • ママ
    • 神奈川県
    • 男の子7歳

    「おまえうまそうだな」と同じシリーズだったので見つけたときは嬉しかったです。
    まずは待ちきれずに私自身が読みました。あぁ!なんという母性愛。すっかり内容が頭に入って、さぁ息子に読み聞かせとなったら。。自分でも驚くほど表現豊かに読んでいました。泣き声には息子も驚いて私の顔を覗き込んでいました。衝撃的な読み聞かせだったかもしれません。読み終わった時に息子がタイトルを声に出してかみしめていました。忘れられない本です。

    投稿日:2006/06/18

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  • 思いやる心がひしひしと伝わってきます

    • てんぐざるさん
    • 30代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子10歳、女の子5歳

    読み聞かせをする時、自分が泣いてしまうと、聞いている方は興ざめしてしまうことがあるので、その絵本の感動を、より強く伝えたい時は、どんなに感動するお話であっても、読み手は泣いちゃいかんのです。
    この宮西さんのティラノサウルスシリーズは、そういう意味で、読み手にとっても酷な絵本でした。どんなに我慢しようとしても、じわじわ目から水滴が溢れ出し、そこをグッと堪えていると、鼻水が…。(キタナイ;)
    子供はそんなことおかまいなしに、何度も読んでとせがんでくる始末です。
    言葉にするととても陳腐な感じになってしまって、なんだかもったいない気がするのですが、すごく素敵な母子の愛、父子のつながり、思いやる心が伝わってくる優しい絵本です。
    子供と私の宝物の1冊になりました。

    投稿日:2006/05/24

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  • 涙の出るお話

    本屋さんで、はっきりとした線で描かれた恐竜とこのタイトルのミスマッチに目をひかれました。

    やさしいマイラサウラの母親はあるたまごを孵化します。名前はハート。実はそれはティラノサウルスだったのです。

    自然界のピラミッドで、上と下、つまり捕食するものとされるものの関係で「親子の愛」が成立するかというお話です。

    これだけ読むと「似た話ってわりとあるよな」と思ってしまいますが、このタイトルと絵は斬新ですね。

    私がこの本を手に取っていると、後から来た3才くらいの男の子が平積みされた一冊をとって熱心に見入っていました。

    表層的かもしれませんが、小さい男の子でも手に取りやすいこの「恐竜」という主人公と、版画を思わせる荒い線は絵本にめずらしくていいと思いました。

    投稿日:2006/05/01

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  • 子供に、何度も読んであげたいです。

    • れんげKさん
    • 30代
    • ママ
    • 石川県
    • 男の子5歳、男の子5歳

    お母さんの気持ちを代弁してくれるようなお話です。
    近頃、本当に、ティラノサウルスのようにやんちゃで、乱暴で・・・そんな元気いっぱいの我が子。
    でも、大好きだよ〜って言っても、次の瞬間には、また、鬼の角が・・・(苦笑)

    子供に読んであげながら、ちょっとうるっときました。

    ママも、いっしょだよ。
    あなた達が宝物なんだよ。

    そう、素直に言えるようになるお話です。

    何度も何度も、子供に読んであげたい絵本です。
    また、ちょっと気持ちに余裕がなくなってきたとき、きっと、また開いて読みたくなる絵本だと思います。

    投稿日:2006/04/30

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  • 親としての原点

    この本、レビューを読ませていただいて、とっても、とっても欲しくなったのですが、
    やっぱり子供が欲しがる本優先だよね…とあきらめていたのです。

    でも、近所の本屋に行ってやっぱり欲しいな、と見に行ったら。
    なんと、サイン本と書かれているではありませんか!
    それも、なんと、この本だけに。
    これも運命…とふらふらレジに向かったのでした。

    もうねえ、読んでいても泣けて泣けて。
    マイアサウラのお母さんの気持ち、手に取るように分かります。
    ティラノサウルスの子に「ハート」と名づけたお母さん。
    最後に山のような実を残して消えたハート。
    ああ、胸をえぐられるような痛みを感じます。
    せつなくて、悲しくて…そして、やっぱり温かいお話なのでしょうね。

    子供を愛するのは、親としての本能です。
    この絵本で、泣けてしまうのは、そのせいでしょうね。
    でも、この先、その事を忘れてしまう可能性が、まったくないわけではありません。
    (こんな事を思うこと自体、私は批判を受けるかもしれませんが)
    人間とは、不完全なものだから。
    そして、自分や子供に、どんな運命や境遇が待ち受けているかは分からないのだから。
    だからこそ、この絵本のことは、ずっと忘れないでいよう、と思いました。
    この先、何があっても、原点に帰ってこられるように。
    マイアサウラの気持ちを思い出せるように。
    「あなたを ずっとずっと あいしてる」

    投稿日:2006/04/25

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  • 悲しい現実を受け止めたハート

    絵だけ見ると、「恐竜の戦いもの」かと思うほどですが、内容は心にジーンと来るお話です。
    はじめは、絵と内容が、合っていないように思いましたが、そうではなく、この絵だから、子供の読み物として読んであげられるのでしょう。もっとやさしい絵ならば、きっと最後まで読んであげられません。

    マイアサウラの子供として育てられた、ハート。自分が実はティラノザウルスだという事実を知り、葛藤しながらも、自分がどう生きるべきか、決めるのです。

    はじめの場面。マライサワラのお母さんが卵を大事に育て、孵らせる場面、赤ちゃんを育てる決意をする場面は、とても優しい気持ちになれて好きです。強い母性を感じます。

    自分がティラノザウルスだと知らされる場面。
     「うそだうそだ…」
    と泣きながら、訴えるところがとても切ない。

    うまくいえませんが、とにかく大好きな絵本です。

    でも、子供は、そんなに、繰り返し読んで欲しいと言ってきません。
    彼には、お母さんと離れ離れになってしまうこの本は、悲しすぎるのかもしれません…

    投稿日:2006/04/19

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  • やっぱりウルウル(T_T)でした

    宮西達也さんのティラノサウルスシリーズ第4弾。

    やさしいマイアサウラのお母さんが、嵐の後で見つけた卵を自分の卵と一緒に育てていると、 乱暴者のティラノサウルスの赤ちゃんだった。
    1度は元の場所に捨てに行った母だったが、思い直し、自分の子と同じように育てることに...
    願いを込めてつけた名前は、自分の子には『ライト』、ティラノサウルスの子には『ハート』だった。
    やがて、成長したハートが、自分があの乱暴者のティラノサウルスであることに気付いてしまう時がやってくる...

    どんな子であろうと、大切に育ててきた我が子は宝物。母が子を思う気持ちにジ〜ン。
    そして、母を守ろうとティラノサウルスに向かって行ったハートに噛みつかれたまま涙をこぼす父の、子を思う気持ち...

    第1弾の「おまえうまそうだな」ですっかりファンになった私と息子は、すぐに全作買い揃え、愛読本となっていました。
    先日、書店でこの第4弾を見つけたとき「新しいの出てたよ〜!」と買って帰ると、私より先にさっさと読んで「やっぱり、涙が出そう...」と感想をポツリ。

    宮西さんのティラノサウルスシリーズでは、暴れん坊で弱い者いじめの代名詞のティラノサウルスが、他の恐竜の優しさに触れることで、心優しい恐竜へと変化していきます。
    この本が 親と子、友達、それぞれの関係を通じて語りかけてくる“思いやりの大切さ”を、子供なりに感じてくれたら...と思います。

    投稿日:2006/04/20

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  • 私も本屋で泣きました。息子も。

    • いそさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子5歳

    「おれはティラノサウルスだ」を本屋で読んで、更にこの本を読んで2度泣きました。

    「おれはティラノサウルスだ」の息子の泣きポイントはお別れのシーンでした。この本では大好きなおかあさんと兄弟のライトから去るシーン。

    でも、5歳の息子にはどうしてハートがその場を去らなければいけなかったのか、どうしてハートがティラノサウルスのおじさんに噛みついたのか、どうして赤い実が山のように積んであったのか・・など、ちょっと難しかったようです。でも息子がもうちょっと大きくなって自分でもう一度この本を読み返す日が待ち遠しいです。その時は、ティラノサウルスのおじさんが涙を流していた意味もきっと分かると思うから。

    投稿日:2006/04/15

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