どんなにきみがすきだかあててごらん(評論社)
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もうなかないよ、クリズラ(冨山房)
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昔「あらしのよるに」が本屋で特集されており、たまたま手にとり、面白かったので購入しました。 引越しのドタバタでなくしてしまいましたが、内容はハッキリと覚えています。 それだけ、この作品にはインパクトがありました。 小説版は、大人向けです。 子供向けの絵本が、友情メインのハッピーエンド。 大人向けの小説は、恋愛??メインです。 作者が、絵本の続きは書かないのか?と読者に言われて、最終巻を書いたとの記述を読んだのですが、それを読んだ時は、もう続きを書かないためにあのラストにしたのかと一瞬思ってしまいましたが・・・。 他の有名な作品にも言えることですが、最後が悲劇だと心にずっと残る・・・と思っているので、大人向けのラストはそうなったのかも、と当時感じました。
投稿日:2018/02/27
きむらゆういちさんのこだわりでしょうか。 絵本では描ききれなかったガブとメイの出会いから、最後までを小説の形でまとめ上げました。 考えればオオカミのガブから見れば、おいしそうなエサでしかなかったヤギのメイ。 あらしの夜の偶然が、二人をこれほどまでに離れがたい関係に追い込んでいきます。 それは、友情という心の通い合いではあったけれど、許されない関係でした。 ガブからすれば野生の本能と対峙するとても険しい試練でした。 仲間たちに対しては決して認められない関係だったから、あくまで秘密の二人だけの世界でした。 それだからこそ美しいのでしょうか。 仲間を裏切り、逃避行を続け、ガブは仲間たちと闘うまでの極限の状況にまで追い込まれました。 絵本には、すきまがありました。 その隙間の中でいろいろなイメージを膨らませることができました。 この隙間を埋めていったのがこの小説版『あらしのよるに』です。 小説には、絵本の別巻でも保留にされていたエピローグが書き加えられています。 それは、読んでしまうと納得できるのですが、絵本からは読み取れなかった悲しい結末。 ガブとメイには、やはり結末が必要だったのですね。
投稿日:2012/08/14
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