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シニガミさん2」 みんなの声

シニガミさん2 作・絵:宮西 達也
出版社:えほんの杜
税込価格:\1,047
発行日:2012年09月19日
ISBN:9784904188200
評価スコア 4.31
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みんなの声 総数 34
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34件見つかりました

  • 集合読み聞かせには不向きかと

    小学校の読み聞かせの時、2年生に読みました。
    シニガミさん1の時はとっても反応がよかったのですが、
    2の時はクラスの雰囲気が暗くなってしまいました。
    子供たちは死んでしまったウサギちゃんを、
    1の時のようにシニガミが助けないのでがっかりでした。
    現実にはゲームやアニメのようなREBORNは不可能なのだということを知ることは必要です。
    子どもたちが『死ね!』などと平気で使っているのを聞くと心が痛みます。
    でも絵本でこの結末はいかがなものでしょうか。
    大切な人が死んでしまったら大事な思い出としていつまでも忘れないでおこう、そしてその分まで生きていこうという、
    メッセージには共感できますが、多くの子供たちは死は身近ではないのです。

            『大切な人、愛する人』をなくされた
                 すべての 人に おくります

    とあるように子ども大人にかかわらず、身近な人の死を経験している方に読んでもらうのがいいかなと思います。

    投稿日:2013/02/14

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  • 花も葉も赤い花は持っていると幸せになれる、、、と、古くなって褪せたものの赤い花を大好きなうさぎさんにあげた主人公のぶた。でも、こんな枯れた花!と折ってしまううさぎさんに「しんじゃえ!」と言って逃げていくぶたさん。でも本当に死んでしまったので、後悔して泣いています。でも、シニガミさんに本当のことを聞いて、毎日謝罪の手紙を出したり、イチゴをお詫びに摘んだことなどを聞き、しかも最後はその赤い花を摘むために、崖にいって落ちて死んでしまったうさぎの話を聞いて死んで追いかけたくなったぶたさん。でも、シニガミにたしなめられ、うさぎの分も生きて欲しいという願いを聞いて、生きていくぶたさん。

    シニガミさん(1)では、豚のために赤い花を摘んだ狼はシニガミさんの好意で死なずにすみました。

    でも今回の2では、うさぎさんは死んでしまう。そこの違いはどこなんだろうなと思いながら読みました。

    最近、自殺したり、人を殺したりという事件が多いですが、宮西達也さんのトークショーでは「子供達が死にたいと思うこともあるかもしれないけど、絶対に死なないで欲しい」と言っていました。そんな願望があらわれたような作品でした。泣けます。

    投稿日:2013/01/27

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  • 『シニガミさん』黒表紙とはまったく違います。
     黒表紙は、今までの宮西さんのさくひんらしい、食う食われる仲が愛に代わる話ですが、
     『シニガミさん2』は主人公がブタとウサギ。オオカミは出てきません。そこが全く違うのです。
     シニガミさんを中心として「死」について語られる全く違う話です。
    (少し つながっているのかな と思えるところもあります。宮西さんは赤いキーワード好きですね。)
     ズバリ、泣けそうです。ジーンときます。オオカミは出てきませんが。でも覆水盆に返らず、後悔先に立たず、でも前を向いて、命について、など色々考えます。

    投稿日:2012/12/06

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    1
  • 死に対峙する

    • レイラさん
    • 40代
    • ママ
    • 兵庫県
    • 男の子19歳、男の子16歳

    『シニガミさん』の続編。
    前作の黒い表紙から一転、白い表紙。
    そしてその表情が意味深です。
    死を自由に操るというシニガミ。
    その姿は変幻、つまり、どこかでいつもじっと見守っているのです。
    今回関わるのは、仲良しのウサギちゃんの死に直面したコブタくん。
    「どうか、ウサギちゃんのところにつれてってください」
    そんな訴えに、シニガミは、その訳を聞き出し、一喝します。
    ちょっとした誤解が誤解を呼び、ついには分かり合えぬまま、死別したコブタくん。
    死者が何を願っているか、それをわかった上で生きていくことの大切さが伝わってきます。
    前作よりも、深く考えさせられます。
    引き続き、赤い花も象徴的に登場します。
    さあ、子どもたちにはどのように届けましょうか?

    投稿日:2012/12/03

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    1
  • 残された者、生きる勇気!

    シニガミさんの第2ダンです。

    今回もやっぱり読んで感動しました。

    残された者の生きる勇気をシニガミさんから頂きました。

    やっぱり短気は損気だと感じました。お互いに相手を思いやっていなが

    らすれ違いで誤解をしたままでなくてよかったと思いました。

    ウサギさんとブタさん二人を温かく見守るシニガミさんがとても親みた

    いで素敵でした。手元に置きたい一冊です。

    投稿日:2012/10/28

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  • 今度はとても切ないお話

    前作の『シニガミさん』は試し読みで感動し、即購入のシニガミさんのファンでした。今回はどんなお話?続きのお話かと思ったら違いました。でも、ブタくんのおじいちゃんは、前作のコブタちゃん??そしてちゃんと″あかいはな”とあの崖もでてきます。

    今回はブタくんと、ウサギちゃんのお話でした。
    お話が始まると、泣いているブタくん。
    もうウサギちゃんはいませんでした。
    もう一度ウサギちゃんい会いたい一心でシニガミさんを求めるブタくん。
    そしてシニガミさんの登場です。ブタくんがウサギちゃんとの楽しかった思い出、喧嘩してしまったことを話します。
    するとシニガミさんが、ウサギちゃんの最後の日々をブタくんに話してくれます。
    二人の喧嘩、そして行き違いや勘違い。
    本当はお互い大切に思っていたのに!とても切ないです。
    やり直したくてももう遅すぎる、もう変えられないって本当に辛いことですね。

    あの時、ちゃんと声に出して伝えておけば、
    あの時、許してあげていれば、こんな悲しい結末を迎えることがなかったんだと、、、後悔の嵐。
    前回のようなハッピーエンドを期待していたので本当に切なかったです。でも、このような命の尊さを伝えてくれる絵本は大切かもしれませんね。読みきかせは辛いですけれど。

    投稿日:2012/10/16

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  • ブタさんとウサギさんの大きな誤解とすれ違いが、ウサギさんを死に追いやってしまいました。
    死んでウサギさんの所へ行きたいとシニガミさんに頼むブタさん。
    シニガミさんが語るお話を聞かなかったら、ブタさんはどれほどウサギさんがブタさんのことを好きだったかわからなかったでしょう。
    実は、自分たちの周りには知らないことだらけ。
    相手が自分のことをどんなに思ってくれているか、知らないことだらけ。
    仲たがいしたり、嫌いあっていることが、本当はちょっとした誤解とすれ違いが原因かもしれない。
    そんなところまで考えてくれると良いと思いました。
    ひょっとしたら、ウサギさんは死ななくても良かったのかもしれない。
    生き残るブタさんにできることは、ウサギさんのことを忘れないことと、ウサギさんの分まで、生きてしあわせに暮らすこと。
    ブタさん、ウサギさんのことを忘れちゃダメですよ。
    同じことを繰り返したら、死んだウサギさんは悲しむばかりです。

    投稿日:2012/10/08

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  • 先日、本屋さんでこの本を見つけました
    今 全ページ読ませていただき
     
    宮西さんが 死をテーマに書かれた、重い絵本に引き込まれました

    ウサギちゃんがなぜ死んだのか? その話を読んで ブタくんがなぜウサギちゃんを許せなかったのか?
    二人は仲良しで いつも一緒にいたのに・・・
    二人の心のすれ違いが ウサギちゃんの死を引き起こしたのですね

    ブタくんは 後悔しますが・・・ そして死んでしまったウサギちゃんに会いたいとシニガミに言うのですが・・・・
    シニガミの答えは   すごい!

    運命 そして 生きることのつらさ
     
    愛する人を失って 後を追いたい気持ちは 分かる気がします
    しかし 追って死を選ぶことは許されません 
    やはり 死んだ人の分まで 生きる 「このテーマ」を 重くしっかり受け止めなければならないと思いました

    テーマが深い絵本です
    子どもに読んであげるならば 小学生以上かな?

    大人にも読んでほしい絵本です!

    投稿日:2012/10/05

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  • Goodタイミング♪

    「シニガミさん」を読んだのは
    父が亡くなった年
    で、今回「2」は義母が亡くなった年であります

    「全ページ試し読み」で堪能させていただきました
    ありがとうございます!!

    『でも、じぶんが死ぬ日をしっているひとは だれもいません。』
    そうなんですよね
    この文章は
    表紙を開くと
    バ〜ン!!と読むことになります

    ブタくんは、悔やんでいるのです
    そして、自分もうさぎちゃんの所へ行きたい!と
    それは「死ぬ」ということ
    シニガミに頼むのです

    シニガミはとてもいい神様なので(^^ゞ
    うさぎちゃんの死ぬまでのことを
    伝えてくれます

    ブタくんの気持ち、わかるよね
    「あの時ああしていれば」と悔やむことが多いのかもしれません

    私は2年おきに義父・父
    その間にも親しくしていた方も
    何人も亡くしています

    悔いにないように
    義母がどう最期を迎えたらいいのか
    考えながら過ごした日々を思い出しながら
    読ませていただきました

    あまり「死」に直面しない方、縁遠い方にも
    ある程度「死」に対する意識を持っていただきたいと
    思うものですから
    絵本を通して、さりげなく伝えられるのは
    いいのかもしれないなぁ〜と
    思った次第です
    宮西さんのひょ〜ひょ〜とした絵も
    いいですよね
    深刻にならずにすみます

    1日1日貴重な時間です
    大切な人とは、悔いのないよう
    素敵な時間を過ごしてほしいです

    投稿日:2012/09/28

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  • 残された者の生きる勇気

    前作の『シニガミさん』に感動して、
    とても楽しみに『シニガミさん2』を全ページ試し読みさせて頂きました。
    子供より一足先に、私一人で。

    今回はブタくんと、仲良しだったウサギちゃんのお話です。
    赤い花をめぐって喧嘩してしまった後、ウサギちゃんは死んでしまい・・・。

    ウサギちゃんの死の真相を、シニガミさんがブタくんに伝える展開です。
    前作がハッピーエンドだっただけに、今回は切なくて心がギュッとしました。

    先に逝ってしまった者と残された者。
    どちらも悲しくて切ない。
    でもこの本は生きる勇気を与えてくれます。
    とても、とても切ないお話ですが愛に溢れています。

    ブタくんのおじいちゃんは、前作のコブタちゃんなのでしょうか?

    『シニガミさん2』から読んでも心に残るお話ですが、
    前作の『シニガミさん』を読んでから読むとますます良いと思います。
    2冊セットで購入し、カバーの下に何が描かれているのか確認したいです。

    子供たちにとって、生と死や友情について考えるきっかけになると思います。
    もちろん大人にも。

    投稿日:2012/09/27

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