小学校の読み聞かせの時、2年生に読みました。
シニガミさん1の時はとっても反応がよかったのですが、
2の時はクラスの雰囲気が暗くなってしまいました。
子供たちは死んでしまったウサギちゃんを、
1の時のようにシニガミが助けないのでがっかりでした。
現実にはゲームやアニメのようなREBORNは不可能なのだということを知ることは必要です。
子どもたちが『死ね!』などと平気で使っているのを聞くと心が痛みます。
でも絵本でこの結末はいかがなものでしょうか。
大切な人が死んでしまったら大事な思い出としていつまでも忘れないでおこう、そしてその分まで生きていこうという、
メッセージには共感できますが、多くの子供たちは死は身近ではないのです。
『大切な人、愛する人』をなくされた
すべての 人に おくります
とあるように子ども大人にかかわらず、身近な人の死を経験している方に読んでもらうのがいいかなと思います。