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図書館の戦争関連の棚に発見、戦争を連想できないタイトルと表紙イラストに興味を持って読んでみました。 作者はあの若おかみは小学生シリーズの令丈 ヒロ子さん。 パンプキンとはかぼちゃではなく、模擬原爆のことで、戦争について、軽い文章で書かれています。 戦争関連の本と言うと、暗いとか、難しい言葉が多いとか、そういうイメージだったけど、すらすら読めるので、入口にいいかも。 模擬原爆とは、広島・長崎に原爆を落とす練習をする為に日本の各地に落とされた爆弾のこと。 ”模擬”と名はついているが、放射性物質を積んでいないだけの爆弾で、死傷者が多数出たこと。 広島・長崎後も投下されていたことから、もし戦争が終わらなければ3個目の原爆が投下されていたかもしれないということ。 私自身も知らない事実がたくさん載っていました。 これを読んで、昨日までと違う自分に変われるかも!?
投稿日:2012/08/24
アメリカ軍は 本当に原爆を落とす前に、 ちゃんと落とせるよう 「模擬原爆」という、プルトニュウムは入っていない 原爆と同じ形の爆弾を投下する訓練を繰り返し 全国各地で、死傷者が多数出た。 初めて知りました。 そのことを題材にしたことは、すごく評価するけれど 肝心の中身が、ちょっと薄味・・。 色々調べても、それぐらいしか資料がなかったのかも・・。 あと、何度も 「朝鮮を支配していた」という記述が出てきます。 また「原爆被害者に外国人もいた」との記載も。 原爆のことも触れないと、模擬原爆は語れないんだろうけど もうちょっと模擬原爆そのものを掘り下げられなかったのだろうか・・。 別の本も読んでみようという気持ちになったので いい機会にはなりました。
投稿日:2020/10/06
「模擬原爆」。 私はこの本を読んで初めて、そんな爆弾が存在したこと、 そして終戦までの1カ月足らずの間に、 それが「本物の原爆投下の練習」として 日本の49か所に実際に投下されていたことを知りました。 登場するのは主に 主人公の小学校5年生ヒロカと、東京から遊びに来たいとこのたくみ(小5)、そしてこの2人のおじいちゃん。 何も知らなかったヒロカが、「模擬原爆」のことを知り それを夏休みの自由研究にまとめるまでの 心の成長が描かれています。 たくみの 「知らないことは、こわいことだよ。だれかの言っていることが事実とちがっていても、そうなのかなあって信じてしまう。ぼくはそれがいやなんだ。」 という言葉が印象的でした。 実際に爆弾が落とされた当時の場面等は出てきませんが、 戦争を知らない私たち親世代に育てられた、 戦争を全く知らない子どもたちが 「戦争って、どんなものだったんだろう?」と 興味をもつきっかけになり得る1冊だと思います。 会話文が多く、それも主に大阪弁だったため 読み聞かせは私では上手に出来ないなぁ・・・と思い、 うちの子には自分で読んでもらいました。
投稿日:2016/01/26
戦争のこと、原爆のことをみんなに知らせたい、知ってほしいという思いから令丈さんが書いた本とのこと。その目的は達せられていると思います。 主人公も令丈さんも調べれば調べるほど、分からなくなった…と素直な気持ちが書かれています。たしかに答えはこれ!とぽんと出る問題ではないでしょうが、いくつかの事実を知ったうえで、そう思うことも十分に意味があることなのでしょう。 小学生に読んでもらいたい本ですね。
投稿日:2015/06/03
パンプキン爆弾というものの存在をまったく知らなかったのですが、この本を読んで初めてしりました。この本では主人公の女の子と、そのいとこの夏休みを通して、とても分かりやすくそのことを教えてもらいました。2人のキャラが魅力的なので読みやすかった。
投稿日:2021/12/05
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