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フンボルトくんのやくそく」 みんなの声

フンボルトくんのやくそく 作:ひがし あきこ
出版社:絵本塾出版
税込価格:\1,430
発行日:2012年10月04日
ISBN:9784864840002
評価スコア 4.64
評価ランキング 3,301
みんなの声 総数 21
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21件見つかりました

  • 友情と約束

    • きゃべつさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 男の子12歳、男の子9歳

    フンボルト君が、街に修行に出たシャルル君のお店の開店の日に
    お店へと向かうお話です。
    慣れない街で奮闘するフンボルト君に思わずがんばれーと声をかけたくなります。
    そして、とうとう出会った二人に頑張ったね。良く待っててあげたよね。
    といってあげたくなりました。

    最近、どちらかというと変化球的な絵本を読むことが多いのですが
    こうした正統派の絵本もいいなあーと思いました。
    友情とか約束というテーマが押しつけがましくなく、すんなりと心に入ってきました。
    それはきっと、フンボルト君の素直なキャラが良いからだと思いました。
    こんなお友達を、子供たちにももってもらいたいものです。

    投稿日:2013/07/30

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  • 巡り合えてよかったね

    町に出て行ったシャルル君。
    待望の店ができたら食べに行くとの約束で、山奥から町に出かけたフンボルト君。
    動物バージョンながら、町の喧騒が実感できました。
    町のあわただしさの中で、ふと我に帰ったら大事な地図がない…。
    でも、巡り合えてよかったね。
    ひがしあきこさんの濃厚な絵が印象的でした。

    投稿日:2013/06/20

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  • 約束

    何年も前にした約束を覚えていて、お友達がお店を開店して、自分で育てた約束の林檎を持ってお祝いに駆けつけるのが凄いと思いました。子供の頃の約束なのに二人の友情は、変わらなかったのが素晴しいと思いました。「第一号のご予約のお客様」と来るまでお店を開けて待ってるのも凄いなあって思いました。

    投稿日:2013/05/03

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  • 素晴らしい絵の中に、ほのぼのとした物語

    ふたりの幼馴染の友情物語です。大変、ほろっと来る良いお話です。それを一層高めているのが、非常に丁寧に描かれている絵だと思います。ページ毎の絵が大変時間をかけて、お話の本編とは一見関係ないような細部まで描写がされていて、それは、一流の映画ではフレームに収まっていなかったり遠くの所の動きすら演技されているのと、ほぼ同じです。そうした丁寧な絵作りが、このお話の臨場感を高めていると思います。
    最初はお話の面白さから入った娘ですが、だんだんと、絵の中の細かい部分に目を配るようになって「あ、こんなところに忘れてしまった地図がある」「こんなところに主人公が入ったお店のポスターがある」といった具合です。
    なお、本書は絵本ナビのサイン入り本で購入したのですが、お名前だけでなく、ちょっとした絵まで丁寧に書かれていました。有難うございました。

    投稿日:2013/02/12

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  • ウルッ

    • 環菜さん
    • 20代
    • ママ
    • 宮崎県
    • 男の子6歳、男の子4歳

    フンボルトくんとシャルルくんは、幼い頃から仲良し。
    シャルルくんがお店を開くという夢を叶えるために街へ。
    そして何年も経ったある日、シャルルくんのお店がとうとうopenするという手紙が届きました。
    「ぼくが育てたりんごを持って、絶対に行くね」という何年も前の約束を守るため、フンボルトくんは早速、翌朝早く街へ向かって出かけました。

    初めての街の賑やかさに戸惑う気持ちと、高揚する気持ちがフンボルトくんの中で入り混じります。
    早くシャルルくんのお店へ行きたいのに、あっちも気になる、こっちもすごい…そんな都会の誘惑にもまれているうち、フンボルトくんはお店の地図をなくしてしまいました。
    初めての街で、地図もなく、暗くなってもさまよい歩くフンボルトくん。
    そして感動のラストが待っていました。

    真っ暗で静かな街並みに、シャルルくんのお店の灯りがいっそう温かく感じ、その場面では思わずウルっときてしまいまいした。

    大きなテーマは「約束」、そして、そのうしろにある強い友情と信頼もひしひしと伝わってきました。

    投稿日:2013/01/29

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  • ホロリときました

    親友のシャルルくんのオムレツ屋
    開店祝いに
    山里から丹精込めたリンゴを持って街にきた
    フンボルト君。

    お祭りかと思うほどの人の多さと、街の賑わいに
    右往左往することになります。
    読んでいるこちらも、「シャルル君が待ってるよ、急いで!」
    「地図を忘れてるよ!」と声を上げてしまうほど気持ちが
    入ってしまいました。

    地図をなくしてシャルル君のお店に行くすべを失った
    フンボルト君。そこで諦めるのか、どうするのかと
    親子で固唾を飲んで見守ると、諦めませんでした。

    最近開店した「オムレツ屋さんはありませんか」
    「卵をたくさん買いに来た人はいませんでしたか」と
    必死に歩きます。その姿にフンボルト君大丈夫かな〜と
    心配目線で見ていた私たちも奮起させられ、又応援開始。

    最後にシャルル君のお店にたどり着けた時は、二人の
    気持ちの温かさと友情の深さにホロリとさせられました。

    諦めないで約束を守れて良かったねフンボルト君。

    投稿日:2013/01/14

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  • 思わず応援したくなります

    フンボルトくんの暮らす農園から、にぎやか町にあるシャルルくんの食堂までをたどる大冒険。
    初めての町ということもあって、フンボルトくんはサイン会にまぎれこんだり、洋服屋さんで服を買わされたり、地図をなくしたり、道に迷ったりといろんな困難に出会います。

    この絵本を読んでみて一番最初に思い浮かんだのが、母親なら誰もが涙なしには見られない、我が子を初めておつかいに送り出すというあの某TV番組でした(笑)
    このお話の中には、フンボルトくんが初めてチャレンジしたり失敗することへのドキドキ感がいっぱい詰まっています。
    はじめのうちは失敗しても「あーあー、仕方ないなあ」と苦笑いしていた読者も、最後には「がんばれがんばれ」と応援したくなってしまう、そんな感じがうまく表現されていました。

    フンボルトくんがシャルルくんに会えた時の表情が最高です。
    たくさん失敗した分、再会の喜びもひとしおだったでしょうね。
    子ども達にもこの絵本を通して、チャレンジすることへのドキドキと達成できた時の喜びを味わってほしいなと思いました。

    投稿日:2012/12/16

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  • 二人の友情に拍手!

    • ユリーカさん
    • 40代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子5歳、男の子2歳、

    フンボルトくんとシャルルくんは幼なじみ。シャルルくんは、コックさんになるために、修行にでかけます。いつか、ぼくのお店に来てね、と約束をして。
    二人は成長し、りんご農園で働くフンボルトくんの元へ、シャルルくんから手紙が届きます。フンボルトくんは、シャルルくんとの約束を守るため、おみやげにりんごを持って、町へと出かけますが、町には魅力的なことがたくさんあり、ちょっと寄り道しちゃいます。途中で、シャルルくんが送ってくれた大事な地図を失くしてしまい…
    フンボルトくんは、それでも一生懸命シャルルくんのお店を探します。
    お店を探すフンボルトくんを見て、息子もハラハラ顔です。でも、真っ暗な町の中に、明かりのついた建物を見つけて、ニッコリ。
    きっと来てくれると、待っていたシャルルくん。絶対に会いに行くとがんばったフンボルトくん。二人の友情に拍手です。
    そして、シャルルくん特製のオムレツはとっても愛情たっぷり。りんごのグラタンも美味しそうだなあ。
    登場する動物たち、町の風景なども、懐かしい感じのするとても素敵な絵です。是非、お子さんに読み聞かせてあげてください。

    投稿日:2012/12/23

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  • 裏表紙のフンボルトくんの寝顔いいです。

    • てんぐざるさん
    • 40代
    • ママ
    • 埼玉県
    • 女の子17歳、女の子12歳

    ひがしさんの作品は前回「おおかみようちえんにようこそ」を読んでいたので、あちらと比べるとずいぶん違った印象の描き方をされているなと感じました。
    こう、なんていうクラッシクでワルツでもきいいているような感じというんでしょうか?
    ひがしさんの画は1ページ1ページとても手稲に、主人公の動きだけでなく、今どきの言葉でいうと、物語に全く関係ない「モブキャラ」にもちゃんと設定があって、意味がある動きをしているような印象を受けます。

    初めてフンボルト君が町へ来て、気が付いたら有名歌手のサイン会の列に並ばされていたシーンで、フンボルト君が感激しているところは、可愛くて思わず笑ってしまいました。

    裏表紙には電車で疲れて居眠りながら帰宅していくフンボルト君の姿が描かれています。
    私はこの満足そうなフンボルトくんの笑顔がこの作品の中で一番可愛いと思いました。

    投稿日:2012/11/26

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  • リンゴを持って

     ちょっと昔のヨーロッパの町の感じがすてきです。にぎやかな町と、フンボルトくんの「カゴにいれたリンゴ」のギャップがしみじみしました。
     シャルルくんのお店にいくまで、あちらこちら目移りしてしまうフンボルトくんの気持ちがよくわかります。ずっと待っていたシャルルくんと会えてよかったです。

     動物たちの表情や、街並みの背景、雑貨まで細かくていねいに描かれているのに、びっくりします。あたたかいタッチもいいなと思いました。私は、レトロな汽車の場面が、いちばん気に入りました。

    投稿日:2012/11/26

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