これも「ティモシーとサラの絵本」シリーズの1冊です。
季節は秋なのでしょうか、おばあちゃんがこんなに「かぼちゃ」料理ばかり作りたがるのは、きっと、かぼちゃが大収穫だったんでしょうね?
美味しそうなかぼちゃ料理のレシピと一緒に出てきた古いアルバムの方が、実は絵本のメインです。
テェもシートサラは、おばあちゃんの小さいとき、若いときの姿を見て驚きます。
「おばあちゃんになるって、どんなきもち?」
「おばあちゃんはおばあちゃんだけど、このしゃしんのころときもちはきっともかわってないの。いまでもがっこうにいっていたころとおんなじよ」
私の一番お気に入りのシーンです。
年をとってみて、初めてこのセリフの意味が実感できる恐れおおいセリフだと思いませんか?
時の流れに、感慨深くなる1冊でした。