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かえでの葉っぱ」 みんなの声

かえでの葉っぱ 文:デイジー・ムラースコヴァー
訳:関沢 明子
絵:出久根 育
出版社:理論社 理論社の特集ページがあります!
税込価格:\1,980
発行日:2012年11月
ISBN:9784652041253
評価スコア 4.59
評価ランキング 5,331
みんなの声 総数 40
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40件見つかりました

  • かえでの葉っぱの長い長い旅

    • とんえほんさん
    • 40代
    • ママ
    • 京都府
    • 女の子11歳、女の子9歳、男の子7歳

    葉っぱが落ちた後の長い長い旅のお話です。
    チェコの森林地帯で感じたことをお話にしたということですが、絵本を読んでいるとチェコの美しい風景が頭浮かび、そこにいるような錯覚を覚えました。
    とてもきれいです。

    そして、「旅する葉っぱ」の旅をしたいという気持ちと、少年にまた会いたいという気持ちが、次のページへ次のページへとどんどん読みたい気持ちにさせてくれます。

    小学校高学年への読み聞かせにもよさそうです。
    ただ、暗い色合いの中に文字が載っているページも多く、少し字が読みにくいと感じるところがありました。

    投稿日:2017/08/30

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  • 素敵な一生

    崖の上のかえでの木から、風に乗って飛び立った、一枚の葉。
    期待、壁、出会い、別れ、孤独。
    かえでの葉の冒険は、ひとつのじんせいそのもの。
    その心の動きが、じぶん自身と重なり、胸が熱くなります。
    最後はボロボロの姿になり、燃え尽きるのですが、とても満足そう。
    そして、美しい。
    精一杯生きるって、本当に素晴らしいことだなと思いました。

    投稿日:2017/09/06

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  • 葉っぱの旅

    • みちんさんさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 女の子6歳、女の子4歳、女の子0歳

    木から離れた一枚の葉っぱが風に吹かれて飛んでいきます。
    葉っぱの旅、一生を描いたお話。
    葉っぱにも葉っぱの人生があるのですね。
    最初に出会った少年と最後に再び出会うのがすてきです。
    簡単な漢字には読み仮名はありません。

    投稿日:2017/09/06

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  • さいごまで美しく

    • てつじんこさん
    • 30代
    • ママ
    • 愛知県
    • 男の子7歳、男の子5歳

    絵も美しければお話もとびきり素敵で、何度も何度も読み返したくなるお話でした。
    子どもたちが読むと、葉っぱの大冒険のようなお話で楽しめると思うし、長い年月を過ごしてきた大人の方が読むと、葉っぱと自分を重ねていろんなことを思い出し、過去を懐かしみながら読めると思うし、幅広い年代の人が読める絵本ですね。
    少年とかえでのはっぱの交流って、なかなか想像しがたいストーリーな気がするのに、こんなに心にすっと入ってくるお話になってるのがすごいです。
    これから迎える秋の季節にイチオシの絵本です。

    投稿日:2017/09/02

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  • 枝から離れたかえでの葉っぱが、風に乗って旅に出ます。
    作者はチェコのデイジー・ムラースコヴァーさん。
    この文章が発表されたのは1975年、当時はまだチェコスロヴァキアだった時代で、それから長い年月を経て、美しい挿絵と共に出会えたことに感謝します。

    1枚のかえでの旅のお話ですが、読んでいるうちに、これはまるで人生の旅と同じだと感じました。
    若いうちは美しく、出来るだけ遠くまで旅がしたい。
    人生の春夏秋冬を経験し、最後に燃え尽きたかえでの葉っぱ。
    このかえでのように、満ち足りた人生を送りたいと思いました。

    この素敵なお話に、美しい挿絵を添えてくれた出久根育さん。
    異国情緒あふれる雰囲気はどことなく寂しさも漂いますが、秋色のオレンジの葉っぱの色はとても温かく感じました。
    1ページ1ページとても丁寧に描かれていて、この美しいチェコの風景をいつまでも見ていたいと思いました。
    チェコやスロヴァキアには素敵な作家さんが多いですね。それだけ魅力のある美しい国なのだろうと思います。いつの日にか訪れたくなりました。

    秋色の、秋に読むのにピッタリの美しい絵本です。

    投稿日:2017/09/01

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  • 余韻の残る絵本です。

    かえでの木の1枚の葉っぱが主人公の絵本です。
    きれいに紅葉した葉っぱがかえでの木から離れ飛び立つところからお話は始まります。
    葉っぱは,人間の少年と出会い,つばめや畑から「きれいだ」と言われ,押し花にされるところを逃げ,すずめの巣にされるところを逃げ,冬の雪を見,春を待ちわびる種たちを見,変わっていく自分の姿も見ます。
    この絵本は,1枚のかえでの葉っぱのお話ですが,人間の一生につながるような感じを覚えました。
    月日は確実に流れたくさんの物事を見聞きして,やがて老いていく。。。
    穏やかな気持ちで自分の最後を受け入れられた葉っぱに人生は,きっと幸せだったのでしょう。
    余韻の残るお話と季節の移り変わりが美しく描かれた絵本で,子供から大人まで幅広い世代が読める絵本に思いました。
    自分自身が納得しながら生きていくことの大切さも,私はこの絵本を読んで感じました。

    投稿日:2017/09/06

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  • 大人向けの絵本

    • みっとーさん
    • 30代
    • ママ
    • 滋賀県
    • 男の子6歳、女の子4歳

    葉っぱの一生を追い、人生について考えさせる大人向けの絵本でした。
    きれいな色をした落ち葉が、いつの間にかその色味を失い、悲しみながらも「あぁ。そんなことはどうでもよく思えるようになった。」と年を重ねることも含めて人生楽しかったと思えるようになる。
    そんな最後を迎えられたら、素敵だな。と思えました。

    投稿日:2017/08/31

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  • 生命の輝きを感じさせてくれる一冊 受賞レビュー

    • ムスカンさん
    • 30代
    • ママ
    • 東京都
    • 男の子10歳、女の子6歳

    6歳の娘と読みました。

    日本に住んでいいる人は誰でも
    小さなころから慣れ親しんだ存在である
    カエデの葉っぱ。

    夏が終わり、秋が近づくと、黄色から赤になってくる景色が
    本当にきれいで、秋の風物詩です。
    が、そのかえでの葉っぱがそのあとどんな気持ちでどうなっていくのか
    この絵本を読むまでまったく、考えたことがありませんでした。

    若く美しい黄金色のかえでのはっぱも、木から落ち、
    漂流を続けていくなかで、
    いつしか茶色く、そして黒く、
    最後には葉脈しか残らなくなります。

    なんだか、赤ちゃんで生まれてきて、
    たくさん食べて元気に育ち、大人になり自らも子育てをし、
    その子供が結婚して孫が生まれ、そして自身は細く小さくなっていく、
    人間の齢の重ね方を彷彿とさせるものがあり、
    最後の葉脈の葉っぱを見たときには、とても切なく思いました。

    ずっと走り続けていたころには、老いに気づかず、
    はっと気づいたときに自分の変わり果てた姿に泣きたくなり、
    そして老いを認め、これまでの人生は最高だったと振りかえる。
    私もこの絵本のかえでの葉っぱのようにありたいと思った一冊でした。

    そう思うと、隣にいて一緒に絵本をのぞき込んでいる娘の姿が、
    これまでにも増してキラキラと見えてきて、
    生命の輝きというものを感じさせてくれた一冊でもありました。


    投稿日:2017/08/29

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  • 胸が熱くなる絵本です

    かえでの葉っぱ1枚の物語なのですが、本を読み進めていくとそれ以上に素敵な内容の絵本だということが分かりました。かえでの葉っぱの一生を追う感じでとても興味深かったのですが、1枚の葉っぱからこんな風に話が膨らむなんて凄いなと思いました。

    この絵本を読んでかえでの葉っぱが人の一生と同じかも、と思いました。若い時は美しく、年を取るとそれなりに衰えてきて、けれどもその現実を受け止めて。それでも前向きに旅を続けているかえでの葉っぱはとても素敵に見えました。

    最後は燃え尽きてしまったけれどとても素敵な一生を送ったかえでの葉っぱに、なんだか凄く胸が熱くなりました。

    子供に読んであげましたがじーっとお話に聞き入っていました。どのように感じてくれたのかは分からないのですが、きっと子どもの心にもジーンとくるものを感じてもらえたのではないかなと思っています。

    1枚の葉っぱにしてもほかの物にしてももっと良く見ながら毎日を送ってみようかな、そう思いました。これから秋が来て子供と一緒に落ち葉とかを拾ったりする時にはこの絵本を思い出して葉っぱの気持ちを考えてみようかなと思いました。

    とても素敵な絵とお話で凄くオススメだと思います。なので、大切な人や特別な日にプレゼントにしてもきっと喜んでもらえると思いました。

    投稿日:2017/08/28

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  • 美しい。

    • まおずままさん
    • 40代
    • ママ
    • 大阪府
    • 女の子10歳、女の子6歳

    何とも美しいお話でした。
    絵も、お話も、全体を包む雰囲気も、とにかく美しい。
    かえでの葉っぱと少年の出会い、葉っぱの旅、そして少年との再会。
    悲しい話ではないのですが、読んだ後、切ないような気持ちになりました。郷愁というのでしょうか。
    手元に置いてたまにめくってみたい、そんな絵本でした。

    投稿日:2017/08/28

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