2歳8か月の息子が、児童館で何度か読んだ本。
朝、ニワトリに起こされてから、森の動物たちを的確にいろいろ治していくアントン先生が、とうとう最後にはお腹がすいて倒れてしまい、動物たちがシチューを作って看病するという、ハートウォーミングなストーリー。
ストーリーも温かいのですが、西村さんならではの絵もとてもいいです。
私は、この優しい人柄を表すかのようなアントン先生のハゲ具合がとても好き。
そして、患者さんたちの病気には、ちょっとクスっときます。
ワニのあごが外れたり、フラミンゴが足が疲れた、とか、ヘビが腰が痛いというのにはどこに腰があるのかとか。。
息子は「バルバルさんと似ているねー」と言っていました。
たくさん動物が出てくるので、動物好きにはいいでしょう。
ストーリーも絵も文句のない1冊だと思います。