「きりかぶ」シリーズの1冊です。
こちらの話には1巻の『きりかぶ』に登場したらしい動物たちがたくさん出てきました。
(きりかぶはもう、一人ぼっちではなさそうでよかったです)
木の年齢は『年輪』を数えるのだということが小さな子どもたちにも理解できるし、
10がたくさん集まったら次はどんな数字になるのかっていう興味もわいてきそうな作品の作りでした。
個人的には、絵本を勉強の道具にしてほしくないですけど……。
もしも小さなお子さんがこの絵本で、数の数え方や自然観察(木の年輪など)に興味を持ってくれたら、それは付加価値が「たまたまついた」くらいに考えて、
勉強のための作品選びではなく、子どもたちが楽しいと思える本選びをしてほしいなぁと思います。